奄美の方言を学ぶとき、「奄美弁」という一つの名前だけで探すと、島ごとの違いが見えにくくなります。奄美大島・喜界島・徳之島・沖永良部島・与論島では、ことばの呼び方も、話し方もそれぞれ異なります。
このページでは、鹿児島県が公開する資料を基に、島とテーマを選ぶだけで公式方言マップ・研究資料へ進める検索ナビを提供します。日本語に機械翻訳して誤った意味を作る方式ではありません。
奄美5島・方言資料ナビ
島と学びたいテーマを選ぶと、その島のことばの呼び名と、鹿児島県の公式研究・学習資料へのリンクが表示されます。調査資料は無理に機械翻訳しません。
奄美大島のことば
ことばの呼び名
奄美大島の中にも集落ごとの差があります。
資料の読み方・注意点
地域差:同じ島の中でも集落・世代によって表現は異なります。公式の方言マップにも、掲載例は一つの例にすぎない旨が明記されています。
このツールの範囲:島の選択で呼び名を表示し、テーマの選択で公式資料を案内します。PDFは大島地区全体を扱うため、選んだ島の語がすべてのPDFに載っているとは限りません。発音や個別の語義を推測して作りません。
奄美の方言と鹿児島本土の方言は同じ?
一つの「鹿児島弁」としてまとめるのは適切ではありません。国立国語研究所の区分では、薩隅方言は九州方言に、奄美の言葉は琉球方言に関わる系統として研究されています。また、奄美群島の中でも与論などは、研究上は国頭語に位置づけることがあるなど、島や集落によって特徴が異なります。
詳細は国立国語研究所「日本語には方言がいくつありますか」と、文化庁の与論方言調査資料(PDF)で確認できます。
奄美で「島口」「シマユムタ」と呼ばれるのはなぜ?
鹿児島県の大島支庁が実施している「方言の日」では、地域によって「シマユムタ」「シマユミタ」「シマグチ」「島ムニ」「ユンヌフトゥバ」などが紹介されています。同じ島の中でも集落差があり、表現の違いを尊重する必要があります。
出典:鹿児島県「大島地区 方言の日」。
島のあいさつや日常会話を学ぶには
鹿児島県の方言マップには、あいさつ・食事・自然・生き物など、身近な語彙の地域別の例があります。資料に掲載される語形は、県内や島全体に必ず広がる言い方ではありません。どの島・集落を調査した資料なのかを確かめ、文字だけでは分からない発音や使用状況にも注意しましょう。
関連する方言辞典・比較ツール
鹿児島県の方言一覧では、薩隅と奄美の地域差や鹿児島本土の表現を紹介しています。沖縄県の方言一覧やしまくとぅば5地域比較ツールでは、さらに南の琉球のことばを学べます。県をまたぐ比較には全国方言くらべをご活用ください。