徳島県の方言一覧!よく使う徳島弁まとめ

徳島県の方言

徳島県の方言は、北方方言南方方言と、西部の山分方言の三つに分けられます。

徳島には、女性が主に使う言い方で、「〜だ・〜です」の意味を表す「〜じょ」という言葉があります。男性の場合は「〜じゃ・〜でよ」という言い方になります。

また、文の終わりに「〜で」をつけて、例えば「わたしの本知らんで?(わたしの本知らない?)」のように疑問を表すことがあります。答えるときにも、「そこにあるでないで(そこにあるじゃないか)」のように「〜で」が使われます。

徳島方言の特徴的な表現に、「まけまけ」があります。これはあふれそうな様子を表す言葉で、「まけまけいっぱい」のように言うこともあります。また、同じ言葉をくり返して強調するというのも、徳島方言の特色の一つです。

例えば、「食べて食べてする」は「たくさん食べる」、「聞いて聞いてする」は「よく聞く」という意味になります。

接続詞の「だから」は「ほなけん」という言い方をしますが、「ほうじゃけん・ほじゃきん・ほなから」のように、いろいろな形で用いられています。

今回は、そんな徳島県の方言を五十音順にご紹介します。

四国地方の方言をまとめてご覧になりたい方は、「四国地方の方言一覧」をご覧下さい。

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「あ行」徳島県の方言一覧

方言 意味
あっこ あそこ
あずる てこずる
あばばい、あばば まばゆい
あんだいな 不安な、頼りない、心配だ
あんでぇー あるではないか
いがる 強く怒る
いけるで? 大丈夫?
いっきょん 行くところ
いきしな 行く途中
いける 大丈夫
いぬ 帰る
いらう 触る
いんでまう 壊れてしまう
うちんく わたしの家
えっとぶり お久しぶり
おいでんよ おいでなさい
おげ、おげくら、おげしこ、おげちゃら うそ、間違い
おげった 嘘つき
おじくそ、おじくそたれ、おじみそ 意気地なし、臆病者
おっきょい 大きい
おとろしい 恐い
おなかがおきる お腹がいっぱいになる
おなこをおこす お腹をいっぱいにする
おはよーがーす おはよう
おひーさん お日さま
おぶける 驚く、ビックリする
おまはん あなた
おめでとーがーす おめでとう
おもっしょい おもしろい
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「か行」徳島県の方言一覧

方言 意味
がい 荒っぽい、気が強い、たくましい
かざる、かざむ におう、臭い
かんまん かまわない
きにょう 昨日
きゃいが
きんしゃい きなさい、おいで
こそばかす くすぐる
ごんた いたずらっこ、悪さをする子
こんまい 小さい

「さ行」徳島県の方言一覧

方言 意味
さら 新品
しんだい 疲れた
しわしわ ゆっくり
せこい 苦しい、疲れる
せせくる いじる、もてあそぶ
せらへん してはいけません
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「た行」徳島県の方言一覧

方言 意味
だいじない 差し支えない
たいそい、たいそーな 面倒くさい、気がすすまない
たすこい、たっすい ばかばかしい、つまらない
たっすい くだらない
たりっちぇる 落下する
ちょっぴん ちょっと
ちんぐー 友達
つつく うずくように痛い
つぶし
つまえる 片付ける
てれこ ちぐはぐ
どちらいか こちらこそ、どういたしまして
とろこい とろくさい

「な行」徳島県の方言一覧

方言 意味
なんしょんな? なにしているの?
なんなんな? なんなのですか?

「は行」徳島県の方言一覧

方言 意味
はしかい すばしこくてずる賢い
ひだるい 空腹で疲れた
ひやこい 冷たい
ひょーげさく ひょうきん者
へこい ずるい
へすい、へすこい、へっすい ばかばかしい、つまらない
へらこい ずるい
ほーばい、ほうべ、ほびぇ 同僚
ほなけん そうだから
ほなけんど だけど、でも

「ま行」徳島県の方言一覧

方言 意味
まがる 邪魔になる
まけまけ あふれそうな様子
めげる 壊れる
めんどらしー 恥ずかしい

「や行」徳島県の方言一覧

方言 意味
やー あげる
やし ずるいこと、ひきょう、うそ
やね
やりこい やわらかい
やんだ あまり
よーすする 気取る
よわる 困る

「わ行」徳島県の方言一覧

方言 意味
わかいし 若者
わっせる 忘れる
わりこと 悪いこと
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