中部地方の方言一覧!9県の方言まとめ
北陸地方では、新潟県の佐渡島、富山県、石川県、福井県の一部で「北陸方言」が話され、他にも「東海・東山方言」などが使用されています。 北陸方言は、近畿方言に似た言葉遣いで、特に「ゆすり音調」という終わりの揺れる発音が特徴的...
北陸地方では、新潟県の佐渡島、富山県、石川県、福井県の一部で「北陸方言」が話され、他にも「東海・東山方言」などが使用されています。 北陸方言は、近畿方言に似た言葉遣いで、特に「ゆすり音調」という終わりの揺れる発音が特徴的...
かつての愛知県には尾張の国と三河の国が存在し、現在でも尾張方言と三河方言という2つの地域別の言葉が用いられています。 尾張地方では、特に名古屋周辺で「うみゃー」(うまい)や「きゃーる」(帰る)のような、独特な発音が特徴と...
静岡県の言葉は、「〜ずら」「〜じゃん」を文末につけることで知られており、大井川を境に東西で大きく異なります。東部方言、中部方言、西部方言、および大井川の上流にある井川方言の4つに分けられます。 アクセントはほとんどの地域...
岐阜県は、日本の中央部に位置し、周囲を7つの県に囲まれています。そのため、西日本と東日本の境界にあたり、関東と関西の言葉が混ざり合っています。かつて、岐阜県には飛騨の国と美濃の国が存在しており、現在でも方言は南部の美濃方...
長野県は、多くの高い山々が連なり、千曲川や天竜川などの大きな川が流れる複雑な地形を持っており、江戸時代には11の藩が存在しました。これが要因で、多様な言葉が生まれています。 長野県の方言は、大きく北信方言、東信方言、中信...
山梨県では、中央部にある山々を境に東西で言葉が異なり、語尾に様々な言葉が付く特徴があります。一方、交通が不便だった奈良田地域では独特の言葉が残っています。 東部・西部方言は東京式アクセントですが、奈良田方言は異なるアクセ...
福井県の方言は、木ノ芽峠を境界線として、北部にある嶺北方言と南部にある嶺南方言の2つに分類されます。福井県は北陸地方の最も西に位置するため、嶺北地方は北陸方言、嶺南地方は関西方言の共通の特徴が見られます。 アクセントにも...
石川県には、むかし加賀の国と能登の国がありましたので、その言葉は、金沢と中心にした南部の加賀方言と北部の能登方言の2つに大きく分けられます。 金沢は、京都と町並みが似たところがあるため、能登方言も加賀方言も京都の方言と共...
富山県は高い山々と海に囲まれた地域で、富山市を中心にひとつにまとまっています。県内では方言の違いはそれほど大きくありませんが、呉羽山を境に、ゆるやかに呉東と呉西に分かれています。また、五箇山の険しい山間地には、独特の言葉...
新潟県には、かつて佐渡の国と越後の国が存在していました。そのため、現在も佐渡の島(佐渡方言)と越後本土(越後方言)の2つの方言が主に存在します。 アクセントにおいて、越後方言は東京式に近く、佐渡方言は京阪式に近い傾向があ...