- 意味
- 相手の労苦をねぎらう挨拶。
- 目上に使える?
- 使えます。辞書でも「お疲れ様」は同僚・目上の人に対して使うと説明されています。
- ご苦労様との違い
- 「ご苦労様」は、一般に目上から目下へ使う表現とされます。
- 社外では?
- 職場内の挨拶として特に定着しているため、取引先への定型挨拶では「お世話になっております」などを選ぶことも多いです。
「お疲れ様です」は、相手の仕事や努力をねぎらうときに使う挨拶です。職場では、出社時・退社時・仕事の区切りなど、さまざまな場面で使われます。
「お疲れ様です」の意味
「お疲れ様」は、辞書では相手の労苦をねぎらう意で用いる言葉とされています。また、職場で先に帰る人への挨拶にも使われます。
現代の職場では、実際に相手が疲れているかどうかにかかわらず、ねぎらいや挨拶として使われます。
「お疲れ様です」は目上の人に使える?
使えます。
デジタル大辞泉では、「ご苦労様」は目上から目下へ使うのに対し、「お疲れ様」は同僚・目上の人に対して使うと説明されています。
また、同辞書が紹介している文化庁の「国語に関する世論調査」では、自分より職階が上の人に対して「お疲れ様(でした)」を使うと答えた人が69.2%でした。
言葉として目上に使えるかという問題と、職場独自のルールは別です。社内で別の挨拶が定着している場合は、その慣習に合わせるのが自然です。
「お疲れ様です」の使い方
仕事をしている相手への挨拶
- お疲れ様です。先ほどの資料を共有します。
- お疲れ様です。会議の開始時刻についてご連絡します。
仕事を終えた相手をねぎらう
- 本日は遅くまでお疲れ様でした。
- 長期間のプロジェクト、本当にお疲れ様でした。
先に帰る・相手が帰る
- お先に失礼します。お疲れ様です。
- 今日も一日お疲れ様でした。
「お疲れ様です」と「お疲れ様でした」の違い
| 表現 | 使いやすい場面 | ニュアンス |
|---|---|---|
| お疲れ様です | 仕事の途中・職場での挨拶 | 現在進行の挨拶として使いやすい |
| お疲れ様でした | 業務終了後・仕事の区切り | 終わった仕事へのねぎらいが強い |
「お疲れ様です」と「ご苦労様です」の違い
どちらも相手の労をねぎらう言葉ですが、使う相手に違いがあります。
| 表現 | 一般的な相手 | ポイント |
|---|---|---|
| お疲れ様です | 同僚・目上・目下 | 職場で広く使われる |
| ご苦労様です | 主に目上から目下 | 目上へは避けるのが一般的 |
デジタル大辞泉も、この使い分けを明記しています。
社外の人にも「お疲れ様です」と言っていい?
「お疲れ様です」は職場内の挨拶として強く定着している言葉です。取引先や顧客へのメールでは、関係性に応じて「お世話になっております」「いつもありがとうございます」などを使うほうが自然な場合もあります。
一方、日常的に一緒に仕事をしている社外メンバーなど、関係性によっては「お疲れ様です」が自然に使われることもあります。
メールでの使い方
お疲れ様です。
営業部の〇〇です。
本日の会議資料を共有いたします。
社内メールでは、「お疲れ様です」を冒頭の挨拶として使うことがよくあります。ただし、毎回必須という決まりがあるわけではありません。
よくある質問
上司に「お疲れ様です」は失礼ですか?
辞書上は、目上の人にも使える表現です。ただし、職場独自の慣習がある場合はそれに合わせます。
「お疲れ様でございます」のほうが丁寧ですか?
より改まった形として使われることはありますが、日常の職場では「お疲れ様です」で十分丁寧な場面が多くあります。
「ご苦労様です」を上司に使ってもいいですか?
一般には避けたほうがよいでしょう。辞書では「ご苦労様」は目上から目下へ使うのに対し、「お疲れ様」は同僚・目上へ使うと説明されています。
まとめ
- 「お疲れ様です」は、相手の労苦をねぎらう挨拶。
- 辞書上、目上の人にも使える。
- 「ご苦労様です」は主に目上から目下へ使う。
- 社外では関係性に応じて「お世話になっております」なども使い分ける。
主な参考辞書・資料
- 『デジタル大辞泉』「御疲れ様」
- 『デジタル大辞泉』「御苦労様」
- 『精選版 日本国語大辞典』「御苦労様」