「お聞き及び」の意味と使い方や例文!言い換え表現は?(類義語)

【言葉】
お聞き及び

【読み方】
おききおよび

【意味】
相手がすでに聞き知っていることを敬っていう。

【語源・由来】
「聞き及ぶ」は「人づてに聞いて知っている。前々から聞いている。」

【類義語】
漏れ聞く、伝え聞く、ご存じ、小耳にはさむ、耳にする

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「お聞き及び」の使い方

健太
多分、お聞き及びのことと思いますが、僕は転校することになりました。
ともこ
初耳よ。
健太
知らなかった?でも隣の学区だからいつでも会えるよ。
ともこ
近くても、もう学校で会えなくなるのはさみしいわ。

「お聞き及び」の例文

  1. すでにお聞き及びのことと存じますが。
  2. 大体のことはお聞き及びだと存じますが。
  3. お聞き及びのことと存じますが、この3月で退職します。
  4. もうお聞き及びでしたか。
  5. お話はお聞き及びのようですね。

「お聞き及び」の言い換え表現は?

お聞き及び」は、よく「すでにお聞き及びのことと」という形で使われます。

言い換え表現に

  • すでにご存じとは思いますが
  • お聞きになっているとは存じますが
  • ご存じの通り
  • もう耳にしているかもしれませんが
  • 小耳にはさんでいるかと思いますが
  • すでに伝え聞いていることと存じますが

などがあります。

また、「ご承知かもしれませんが」という言い換え表現でビジネスの場面で使われることがあります。

これは、自分と対等、もしくは目下の相手に対して使う言葉です。

なので、目上の人に対して使うと失礼にあたるので、言い換え表現に「ご承知」を使う場合は気を付けましょう。
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