【言葉】
お疲れ様です
【読み方】
おつかれさまです
【意味】
「(相手が)疲れていること」の意の尊敬表現。
【語源・由来】
「お疲れ」は相手の労をねぎらう意の挨拶語。
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「お疲れ様です」は目上に使える?
「お疲れ様」は、自分と対等か自分より目下の人に対して、ねぎらいの言葉として使われます。
「遅くまでお疲れ様。」というように、目下の人または対等の立場の人に対して使います。
しかし、「お疲れ様です」の形にすると尊敬の意が含まれ、目上の人に対しても使うことができるようになります。
目上の人に対して使う場合は、「お疲れ様」より丁寧な「お疲れ様です。」「お疲れ様でした。」「お疲れ様でございました。」という表現が適切です。
「お疲れ様です」の使い方
ともこちゃん。生徒会長の仕事、お疲れ様でした。
ありがとう。
二期連続で生徒会長をやったから大変だったでしょう。
大変だったけど、充実していて楽しかったわよ。
「お疲れ様です」の例文
- お疲れ様ですと声をかけられた。
- 本日は遅くまでお疲れ様でした。
- 長い間お疲れ様でした。
- お仕事お疲れ様です。
- 今日はお疲れ様でした。
「お疲れ様です」と「ご苦労様です」の違いは?
「お疲れ様です」に似ている表現に「ご苦労様です」があります。
「ご苦労様です」は、「ご苦労」を丁寧にいう語です。
「ご苦労」は、他人の労をねぎらっていう語。また、他人の骨折りをあざけっていう語です。
「お疲れ様です」も「ご苦労様です」も、労をねぎらうという意味です。
しかし、「ご苦労様です」は、苦労をかける立場の人が、苦労をする相手の骨折りをねぎらって丁寧にいう語で、「お疲れ様です」と違い、目上の人に対して使うことはできません。
また、「ご苦労様です」には、「この雨の中に出かけるとはご苦労様です。」というように、こんな雨の中わざわざ出かけるなんてというあざける意味もある点が違います。