「勢い余る」の要点
- 読み方
- いきおいあまる
- 意味
- 勢いが強すぎて、思った以上に進んだり、行き過ぎた行動を取ったりすること。
- よく使う形
- 勢い余って転ぶ/勢い余って言い過ぎる/勢い余って飛び出す。
- 注意点
- 物理的な動きにも、気持ちの高ぶりによる行動にも使う。
「勢い余る(いきおいあまる)」とは、勢いが強すぎて、予定したところを越えたり、思わず行き過ぎた行動を取ったりすることです。「勢い余って」の形でよく使われます。
「勢い余る」の意味
「勢い」は、動きの強さや物事が進む力などを意味します。「余る」は、必要な程度・限度を超えること。「勢い余る」は、動きや感情の勢いが強く、意図した範囲を越えてしまう様子を表します。
結果が必ず重大な失敗になるわけではありません。足が滑ったり、思わず大きな声が出たりする場面にも使います。
「勢い余って」の使い方・例文
- ゴールに向かって走っていた選手が、勢い余ってラインの外へ飛び出した。
- 強くボールを投げたら、勢い余ってフェンスを越えてしまった。
- 議論が白熱し、勢い余って予定になかったことまで話してしまった。
- うれしさのあまり、勢い余って大きな声を上げた。
- 走り出した犬が勢い余って玄関の前を通り過ぎた。
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「勢い余る」と「勢いで」「勇み足」の違い
| 表現 | 意味の中心 |
|---|---|
| 勢い余る | 勢いが強く、意図した限度を越える。 |
| 勢いで | その場の成り行きや気分に乗って行動する。 |
| 勇み足 | 張り切りすぎて、先走った行動や失敗につながる。 |
「勢いで」は必ずしも行き過ぎを表しません。一方、「勢い余る」は強い動きや気持ちが限度を越える点が中心です。関連語の「勇み足」の意味と使い方も参考になります。
「勢い余る」の使い方の注意点
「勢いで買う」とは必ずしも同じではない
衝動的に買い物をしただけなら「勢いで買った」のほうが自然な場合があります。「勢い余って買った」は、気持ちが高ぶり、予定していなかったところまで行動が進んだことを強調するときに使います。
類義語・言い換え
- 行き過ぎる:適切な程度・範囲を越える。
- はずみで:成り行きや偶然の勢いから。
- 思わず:考える前に反射的に。
- 先走る:十分に考えず、必要以上に早く行動する。
よくある質問
「勢い余る」とは簡単に言うと?
勢いが強くなりすぎて、思っていた範囲を越えることです。
「勢い余って」は失敗したときだけですか?
いいえ。意図していない行動や、思った以上の動きが起きた場合にも使えます。
「勢いで」と同じですか?
同じではありません。「勢いで」はその場の流れに乗ること、「勢い余って」はその勢いが強すぎて行き過ぎることに重点があります。
まとめ
- 「勢い余る」は、強い勢いで思った以上に進む・行き過ぎること。
- 体の動きにも、気持ちに押された行動にも使う。
- 「勢いで」と異なり、限度を越えるニュアンスがある。
主な参考辞書・資料
- 『デジタル大辞泉』「勢い」「余る」