「阿吽の仲」の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【言葉】
阿吽の仲

【読み方】
あうんのなか

【意味】
2人の人がピッタリと呼吸を合わせたように一緒に行動していることを意味する。

【語源・由来】
「阿吽」は、サンスクリット語から来ており、仏教の真言の1つとして知られている。
宇宙の始まりから終わりまでという意味合いのある言葉で、真実や求道心、智慧、涅槃、という意味も含まれている。
それが、言葉を交わさずとも理解しあえるという意味で解釈されるようになり、日本人ならではの感覚で使われる言葉になった。

【類義語】
・以心伝心(いしんでんしん)
・絶妙なコンビネーション

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「阿吽の仲」の使い方

健太
昨日のバスケットボールの試合見た?
ともこ
えぇ、見たわ。あの2人の選手、難しいタイミングでよくあんなパスを成功させたよね。
健太
あのパスがなかったら得点に繋がらなかったし、勝利しなかったと思うよ。
ともこ
インタビューで2人は10年間の阿吽の仲と言っていたわ。通りで息ぴったりなわけね。

「阿吽の仲」の例文

  1. 彼とは長い付き合いなので、何も言わなくても考えが理解できる。周りからは阿吽の仲と言われている。
  2. 田中君と佐藤君は阿吽の仲なので、コミュニケーションがなくても上司の考えがよく分かり、すぐに行動できる。
  3. 父と母は阿吽の仲なので、スムーズに引っ越しの作業を終わらせた。
  4. 2人は阿吽の仲だ。なぜなら、よく同じ言葉を同時に言ったり、タイミングよく同じ行動をするからだ。
  5. あのサッカーチームの2人の選手は、阿吽の仲なので、難しいパスを成功させた。
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