【言葉】
悍ましい
【読み方】
おぞましい
【意味】
①いかにも嫌な感じがする。ぞっとするほど、いとわしい。
②我 (が) が強い。強情だ。
③たけだけしく、恐ろしい。こわい。
【語源・由来】
「悍」は「気が強く荒い。たけだけしい。」
「おぞし」と同源。
【類義語】
忌まわしい、いとわしい
【対義語】
愉快
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「悍ましい」の使い方
戦争の悍ましい光景がニュースで流れたね。
あれでショックを受けた人たちから、テレビ局に苦情が殺到したそうよ。
老若男女が見るものだから配慮はほしいよね。
戦争の悍ましさは、目をそらしていいものではないけどね。
「悍ましい」の例文
- 殺人現場は、血まみれの悍ましい光景でした。
- 考えただけでも悍ましい。
- 口にするのも悍ましい。
- 何という悍ましい制度だ。
- 悍ましい事件が近所で起きた。
「悍ましい人」とは?
「悍ましい」には、「ぞっとする。」という意味のほかに、「我が強い。強情である。」という意味があります。
「ぞっとする」という意味は、光景や行為に恐怖や嫌悪感を抱く感覚をいいます。
しかし、「我が強い。強情である。」は、人の性質についていい、「悍ましい人」というように使います。
「悍ましい人」とは、我が強い、強情な人をいいます。
「ともこちゃんは、自分の意志を曲げない悍ましい人だ。」というように使います。