『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版します!

「悍ましい」の意味と使い方や例文!「悍ましい人」とは?(類義語・対義語)

【言葉】
悍ましい

【読み方】
おぞましい

【意味】
①いかにも嫌な感じがする。ぞっとするほど、いとわしい。
②我 (が) が強い。強情だ。
③たけだけしく、恐ろしい。こわい。

【語源・由来】
「悍」は「気が強く荒い。たけだけしい。」
「おぞし」と同源。

【類義語】
忌まわしい、いとわしい

【対義語】
愉快

【スポンサーリンク】

「悍ましい」の使い方

健太
戦争の悍ましい光景がニュースで流れたね。
ともこ
あれでショックを受けた人たちから、テレビ局に苦情が殺到したそうよ。
健太
老若男女が見るものだから配慮はほしいよね。
ともこ
戦争の悍ましさは、目をそらしていいものではないけどね。

「悍ましい」の例文

  1. 殺人現場は、血まみれの悍ましい光景でした。
  2. 考えただけでも悍ましい
  3. 口にするのも悍ましい
  4. 何という悍ましい制度だ。
  5. 悍ましい事件が近所で起きた。

「悍ましい人」とは?

悍ましい」には、「ぞっとする。」という意味のほかに、「我が強い。強情である。」という意味があります。

ぞっとする」という意味は、光景や行為に恐怖や嫌悪感を抱く感覚をいいます。

しかし、「我が強い。強情である。」は、人の性質についていい、「悍ましい人」というように使います。

悍ましい人」とは、我が強い、強情な人をいいます。

「ともこちゃんは、自分の意志を曲げない悍ましい人だ。」というように使います。

スポンサーリンク
スポンサーリンク