「とりとめのない」の意味と使い方や例文!「とりとめのない人」とは?(類義語・対義語)

【言葉】
とりとめのない

漢字では「取り留めの無い」と書く。

【意味】
一貫性に欠け、要領を得ない。筋の通らない。まとまりのない。

【語源・由来】
「とりとめ(取留め)」は「際限。しまり。まとまり。」
「ない(無い)」は「物事が存在しない。」

「とりとめのない話で失礼しました」のように、自分の話の内容を謙遜していうのに用いられることが多い。

【類義語】
他愛もない、四方山話、支離滅裂

【対義語】
首尾一貫

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「とりとめのない」の使い方

ともこ
気が付いたらもう真っ暗。
健太
とりとめのない話をしていたら、もうこんな時間になってしまったね。
ともこ
何を話していたのか思い出せないけど楽しかったわ。
健太
とりとめのない話をしている時間って楽しいよね。

「とりとめのない」の例文

  1. 健太くんがとりとめのないことをいう。
  2. 昔のことについてとりとめのない話をする。
  3. とりとめのなことばかりぼんやり考えていた。
  4. 縁側でとりとめのないことを話すのが老後の夢だ。
  5. とりとめのないおしゃべりをしていた。

「とりとめのない人」とは?

インターネット上で「とりとめのない」を用いた「とりとめのない人」という表現を見かけることがあります。

とりとめのない人」は、まとまりが話になくポイントがわからない人、話がわかりにくい人という意味で使われることがあります。

しかし、正確には「とりとめのない人」という表現はありません。

とりとめのない話をする人」を省略した言い方だと思われます。

「健太くんは、とりとめのない話をする人だ。」というように使われ、一貫性に欠け、要領を得ない話をするから、健太くんは何が言いたいのか分からないという意味です。

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