「つらつらと」の意味と使い方や例文!「つらつらと書く」とは?誤用に注意(類義語)

【言葉】
つらつらと

漢字表記は「熟熟と」

【意味】
念を入れて。よくよく。つくづく。

【語源・由来】
もとの用字は「熟々」。

【類義語】
念入りに、よくよく

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「つらつらと」の使い方

ともこ
健太くん。考え事をしているの?
健太
進路希望を書くために、将来についてつらつらと考えていたんだよ。
ともこ
結論はでたの?
健太
何となく見えてきたよ。

「つらつらと」の例文

  1. つらつらと考え事をしていたので、人が入ってきたことに気が付かなかった。
  2. つらつらと観察する。
  3. つらつらと考察してみる。
  4. 値踏みしているかのように、つらつらと僕の顔を眺めた。
  5. つらつらと考えをめぐらす。

「つらつらと書く」とは?誤用に注意!

つらつらと」を用いた「つらつらと書く」という表現を見かけることがあります。

つらつらと書く」とは、念入りに書くという意味です。

「することがなくて退屈なこと。また、そのさま。手持ちぶさた。」という意味の「つれづれ(徒然)」と混同して、「つらつらと書く」は、「とりとめもなく書く」という意味だと勘違いする人が少なくないです。

つれづれ(徒然)」には、「つらつら」と同じ、「よくよく。つくづく。」という意味がありますが、「つらつら」に「とりとめもなく」という意味はありません。
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