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「いみじくも」の意味と使い方や例文!誤用や注意点は?(語源由来・類義語)

【言葉】
いみじくも

「いみじくも」という言葉には漢字表記はありません。けれども、語源としては「忌む」という言葉に由来しています。

【意味】
非常にうまく。適切に。

【語源・由来】
形容詞「いみじ」の連用形+係助詞「も」から。

【類義語】
まさに、よくも、適切な、巧みなことに、まことにうまく、首尾よく、ばっちり、見事に、じょうずに

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「いみじくも」の使い方

健太
酒は百薬の長とはいみじくも言ったものだよ。
ともこ
健太くんのお父さんはお酒が大好きだもんね。
健太
そうなんだよ。しかも風邪一つひかないんだよ。
ともこ
お酒の力ってすごいわね。

「いみじくも」の例文

  1. いみじくも言い得た。
  2. いみじくも喝破する。
  3. いみじくも勝利を得た。
  4. この展覧会は、いみじくも彼の作風の変遷を示すものとなっています。
  5. 空腹は最高の調味料だとはいみじくも言ったものだ。

「いみじくも」の誤用や注意点は?

いみじくも」は「非常にうまく」という意味なのですが、「偶然にも」という意味で誤用されることがあります。

例えば、「彼が亡くなった日は、いみじくも彼の誕生日だったんだ。」というような文です。

正しくは、「彼が亡くなった日は、偶然にも彼の誕生日だった。」もしくは、「彼が亡くなった日は、奇しくも彼の誕生日だった。」です。

いみじくも」で注意する点は、「いみじくも」は漢字にしないという点です。

いみじ」の語源は「忌む」だとされていますが、「忌みじくも」とは書きません。

一般的にひらがなで書くので気をつけましょう。
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