【言葉】
浮き彫りになる
【読み方】
うきぼりになる
【意味】
あるものがはっきりと見えるようになること。
【語源・由来】
「浮き彫り」は、「平面に絵・模様・文字などを浮き上がるように彫ること。また、その彫刻。高浮き彫り・薄浮き彫りなどがある。浮き上げ彫り。うけぼり。レリーフ。」という意味。平面に絵・模様・文字などを浮き上がるように彫られた「浮き彫り」のように、あるものがはっきり見えるようになることをいう。
【類義語】
あらわになる、露呈する、公然となる、ベールがはがされる、顕在化する、明るみになる、浮かび上がる、鮮明になる、表面化する、あぶりだされる
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「浮き彫りになる」の使い方
校舎が移転して不便な点が浮き彫りになってきたね。
こんなに不便になるとは思わなかったわ。
古くても前のままが良かったよね。
古い方が我慢できたわ。
「浮き彫りになる」の例文
- 選挙で、日本国民が二派に分裂したことが浮き彫りになった。
- その事件で悲しい事実が浮き彫りになった。
- 両者の対立が浮き彫りになった。
- 議論の過程で双方の問題点が浮き彫りになった。
- 感じていた違和感の正体が浮き彫りになった。
「問題が浮き彫りになる」とは?
「浮き彫りになる」は、よく「問題が浮き彫りになる」という表現で使われます。
「問題が浮き彫りになる」の「問題」は、ここでは「解決すべき事柄。課題。」という意味です。
「問題が浮き彫りになる」とは、問題がはっきりと見えるようになることをいいます。