「浮世離れ」の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【言葉】
浮世離れ

【読み方】
うきよばなれ

【意味】
俗世間の出来事や常識感覚からかけ離れていることであり、特にみんなの欲求(執着)の対象である、仕事やお金・豊かな生活・異性や結婚などにほとんど関心を示さないこと。

【語源・由来】
「浮世」は、現世(つらくて儚い現実・世の中)のことを意味している。

【類義語】
・脱俗(だつぞく)
・超然(ちょうぜん)
・超俗(ちょうぞく)
・世間離れ(せけんばなれ)

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「浮世離れ」の使い方

健太
修学旅行で恋バナをみんなでしていたんだけど、○○くんだけ話に加わってこなかったんだ。みんな楽しんでいたのに。
ともこ
彼は恋愛なんて興味なさそうだものね。
健太
そうなんだ。みんなで集まっている中、1人で本を読んでいたよ。
ともこ
クラスでも彼は、いつも少し浮世離れしている雰囲気があるわよね。

「浮世離れ」の例文

  1. あなたは浮世離れした芸術家として生きてきたから、一生懸命に働いているサラリーマンの気持ちなんて分からないと思うよ。
  2. 常識的な考えに流されることがない浮世離れした彼だからこそ、誰も思いつかないこんなアイデアが思い浮かんだのだろう。
  3. 彼は都会の何不自由ない暮らしを捨てて、何もない山奥に移り住み、生活のほとんどを自給自足をするという浮世離れした生活を送っている。
  4. 一睡もせず、なにも食べず、24時間研究に没頭する彼はどこか浮世離れした雰囲気がある。
  5. あの人のお金の使い方は、浮世離れしていて、私には理解できない。
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