「ままならない」の意味と使い方や例文!敬語表現は?(語源由来・類義語)

【言葉】
ままならない

漢字では「儘ならない」と書く。

【意味】
思いどおりにならない。ままならない。

【語源・由来】
「まま(儘)」は、「まにま」の音変化。多く連体修飾語を受けて形式名詞的に用いられる。(多く「ままになる」の形で用いる)思い通りの状態。自由。

【類義語】
不如意、不自由、不十分

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「ままならない」の使い方

ともこ
健太くん。やせたわね。
健太
貧しさのあまり、一日一食もままならない日があったんだ。
ともこ
何があったの?
健太
父さんがスーパーカーを衝動買いして、家計が火の車になってしまったんだよ。

「ままならない」の例文

  1. 世の中はままならないものだ。
  2. 祖母は一人で歩くのもままならない
  3. ままならない恋だ。
  4. 肺炎で呼吸をすることもままならない
  5. もっと練習をしたいが、練習会場すらままならない

「ままならない」の敬語表現は?

ままならない」は、かしこまった言い方のように思えますが、敬意は含まれていません。

ままならない」をビジネスで使う場合には、敬語表現にする必要があります。

ままならない」の「ない」を敬語表現である「〜ません」にする、または、「ままならない」のあとに、敬語表現を続けることで、ビジネスで使うことが可能になります。

【敬語表現の例】

  1. 外出もままなりません
  2. ままならない状況であるといえるでしょう

※こういった表現にすることで、取引先や目上の人に対して使うことができます。

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