「手前ども」の意味と使い方や例文!古い言葉でビジネスシーンには使えない?(語源由来・類義語)

【言葉】
手前ども

【読み方】
てまえども

【意味】
一人称の人代名詞。多く、商人などがへりくだって用いる語。わたくしたち。わたくしども。また、わたくしたちの家、わたくしたちの店。

【語源・由来】
「手前」は「一人称の人代名詞。自分のことを謙遜していう語。わたくし。」
「とも(共)」は「一人称の代名詞、または自分の身内を表す名詞に付いて、謙譲の気持ちを表す。」

【類義語】
私たち、自分たち、わたくしども、弊社、小社、弊店、当社、当店、弊方、我々

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「手前ども」の使い方

ともこ
健太くんのクラスは、文化祭で何をするの?
健太
手前どもはメイド喫茶で皆さんに楽しんでいただこうと思っています。
ともこ
楽しそう。絶対に行くわ。
健太
期待しておいて。

「手前ども」の例文

  1. 手前ども方では、すぐに動けるよう手はずを整えております。
  2. 手前どもの店の不祥事でご迷惑をおかけして申し訳ございません。
  3. 手前どもの悴はあの病院でお世話になっています。
  4. 手前どもの店にお立ち寄り頂けて光栄です。
  5. 手前どもは上生菓子だけで、煎餅のようなものは商って居りません。

古い言葉でビジネスシーンには使えない?

手前ども」は、江戸時代の商人が言いそうな古いイメージがあります。

しかし、「手前ども」は自分たちをへりくだっていう一人称の人代名詞です。丁寧な言葉なので現代のビジネスでも使うことができます。

手前どもの会社」、「手前どもの店」というように、「私たち」という意味で、取引先やお客様に対して使います。

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