「買い被る」の意味と使い方や例文!「自分を買い被る」とは?(類義語・対義語)

【言葉】
買い被る

【読み方】
かいかぶる

【意味】
①人物を実際以上に高く評価する。
②品物を実際の価値よりも高く買う。

【語源・由来】
「買い被る」は、元々は、「実際の価値より高く買う」意。 高く買うことで被害を背負わされてしまうことから。

【類義語】
過大評価、過剰評価

【対義語】
見縊る

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「買い被る」の使い方

ともこ
健太くんの実力なら優勝間違いなしよね。
健太
そんなに買い被らないでよ。
ともこ
自分でもそう思うでしょう?
健太
いやいや。プレッシャーになるから、本当にやめて。

「買い被る」の例文

  1. あまり買い被らないでください。
  2. そんなに買い被られても困ります。
  3. ともこちゃんの能力を買い被っていた。
  4. 健太くんのことを買い被っているようだ。
  5. ともこちゃんを買い被って見誤った。

「自分を買い被る」とは?

買い被る」を用いた表現に「自分を買い被る」があります。

自分を買い被る」とは、自分の力を過大評価して甘い判断をすることをいいます。

【例文】
自分を買い被ってはいけない。

一般的に、「自分を買い被る」ことは、自信家で悪いことだと考えられていますが、「自分を買い被ることは、自己嫌悪に陥るより軽い卑しからぬ罪である」というシェイクスピアの言葉があります。

自己嫌悪をするよりも、自尊心や自己肯定感の方が大事だという意味で、「自分を買い被る」が、プラスの意味にとらえられている言葉です。

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