「見くびる」の意味と使い方や例文!「見下す」「侮る」との違いは?(類義語・対義語)

【言葉】
見くびる

「見縊る」とも書く。

【読み方】
みくびる

【意味】
軽視する。あなどる。見さげる。

【語源・由来】
「縊る」は、「首を絞めて殺す。 罪人を縛り首にする。」の意。ここから、見た瞬間に相手を馬鹿にして捨て去るという意味で使われるようになった。

【類義語】
嘲る、見下す、侮る、見下げる、卑しめる、蔑む、貶める

【対義語】
買い被る

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「見くびる」の使い方

健太
情報の重要性を見くびったばかりに、失敗してしまったよ。
ともこ
情報は大事よね。
健太
情報を制したものは、勝負を制するね。
ともこ
間違いないわね。

「見くびる」の例文

  1. 健太くんは相手を見くびっている。
  2. 若輩だと思って見くびる
  3. 最初は、彼女の能力を見くびっていた。
  4. 私を見くびってもらっては困る。
  5. 私も見くびられたものだ。

「見くびる」と「見下す」「侮る」の違いは?

見くびる」に似ている語に「見下す(みくだす)」「侮る(あなどる)」があります。

「見くびる」と「見下す」の違いは?

見下す」は、
①下の方を見る。みおろす。
②相手をばかにして見る。あなどりみる。見さげる。

という意味です。

見くびる」も「見下す」も、相手を低く見てばかにするという意味です。

しかし「見くびる」は、相手の力を実際より低く見て、自分の力を尽くさないという意味で使われます。

対して「見下す」は、自分の方が上だと思って相手を軽く見るという意味で使われます。

「見くびる」と「侮る」の違いは?

侮る」は、「人を軽くみてばかにする。軽蔑する。見下す。」という意味です。

見くびる」も「侮る」も、相手を低く見てばかにすることをいいます。

見くびる」は、相手の力を実際より低く見て、自分の力を尽くさないことをいいます。

対して「侮る」は、相手の力を自分より低いと見て、ばかにする言動をとるという意味で使われます。

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