「省みる」の意味と使い方や例文!「顧みる」との違いは?(類義語)

【言葉】
省みる

【読み方】
かえりみる

【意味】
自分のしたことを、もう一度考えてみる。反省する。

【語源・由来】
「返り見る」意から。

【類義語】
回想する、追憶する、追想する、想起する

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「省みる」の使い方

ともこ
健太くん。なにかやましいことはない?
健太
自らを省みてもやましいところなんかないよ。
ともこ
じゃあ、真実の口の中に手を入れてみて。
健太
だからやましいところなんてないって。

「省みる」の例文

  1. わが身を省みる
  2. 平生を省みる
  3. 省みて恥じるところがない。
  4. 胸に手を当てて己を省みる
  5. わが身の至らなさを省みて涙する。

「省みる」と「顧みる」の違いは?

省みる」と同じ読み方の語に「顧みる(かえりみる)」があります。

省みる」と「顧みる」は同語源です。

顧みる」は
①過ぎ去った事を思い起こす。回顧する。
②心にとどめ考える。気にかける。
③振り返って見る。

という意味です。

顧みる」の「」は「かえりみる。ふりむいて見る。」という意味で、主に過ぎ去ったことを振り返ることをいいます。

対して、「省みる」の「」は「かえりみる。振り返って考える。」という意味で、自分自身の行動の良し悪しについて考える、つまり、反省するというニュアンスが含まれる点が違います。

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