【言葉】
つらつらと
漢字表記は「熟熟と」
【意味】
念を入れて。よくよく。つくづく。
【語源・由来】
もとの用字は「熟々」。
【類義語】
念入りに、よくよく
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「つらつらと」の使い方
健太くん。考え事をしているの?
進路希望を書くために、将来についてつらつらと考えていたんだよ。
結論はでたの?
何となく見えてきたよ。
「つらつらと」の例文
- つらつらと考え事をしていたので、人が入ってきたことに気が付かなかった。
- つらつらと観察する。
- つらつらと考察してみる。
- 値踏みしているかのように、つらつらと僕の顔を眺めた。
- つらつらと考えをめぐらす。
「つらつらと書く」とは?誤用に注意!
「つらつらと」を用いた「つらつらと書く」という表現を見かけることがあります。
「つらつらと書く」とは、念入りに書くという意味です。
「することがなくて退屈なこと。また、そのさま。手持ちぶさた。」という意味の「つれづれ(徒然)」と混同して、「つらつらと書く」は、「とりとめもなく書く」という意味だと勘違いする人が少なくないです。
「つれづれ(徒然)」には、「つらつら」と同じ、「よくよく。つくづく。」という意味がありますが、「つらつら」に「とりとめもなく」という意味はありません。