【言葉】
蔑む
【読み方】
さげすむ
【意味】
他人を、自分より能力・人格の劣るもの、価値の低いものとみなす。見下げる。見くだす。
【語源・由来】
大工の使った「下墨 (さげすみ)」を動詞化したもの。
【類義語】
嘲る、見下す、見くびる、侮る、見下げる、卑しめる、貶める
【対義語】
尊ぶ
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「蔑む」の使い方
シンデレラは、姉たちから蔑まれる日々によく耐えたよね。
私には無理ね。
ともこちゃんは、一日ともたずに逆ギレしそうだよね。
逆ギレして、自力で舞踏会に行くわ。
「蔑む」の例文
- 健太くんが蔑んだ眼つきをしている。
- 怠け者の健太くんを蔑む。
- 嘘つきと蔑まれる。
- 文明の程度が低い民族と蔑まれる。
- 馬鹿にされても蔑まれても気にしない。
「蔑む」と「貶む」の違いは?
「蔑む」に似ている語に「貶む(おとしむ)」があります。
「貶む」は「貶める」の文語形です。
「貶める」は、
①劣ったものと軽蔑する。さげすむ。見下す。
②下落させる。成り下がらせる。
という意味です。
「蔑む」も「貶む」も、相手を低く見てばかにすることをいい、ほぼ同義語です。
しかし「貶む」は、「下落させる。成り下がらせる。」という意味がある点が「蔑む」と違います。