「こぢんまり」の意味と使い方や例文!「こじんまり」は誤用?(類義語・対義語)

【言葉】
こぢんまり

漢字では「小ぢんまり」と書く。

【意味】
小さいながら程よくまとまり、落ち着きのあるさま。

【語源・由来】
「こ」は接頭語。「こしまり(小締まり)」の音変化とみて「こじんまり」とする説もある。

【類義語】
貧弱、ささやか

【対義語】
盛大

【スポンサーリンク】

「こぢんまり」の使い方

ともこ
これが健太くんの家?
健太
そうなんだ。小さくて狭いけどどうぞ。
ともこ
こぢんまりとしていい家じゃないの。
健太
そう?小さいけれども、実はこだわって建てたんだ。

「こぢんまり」の例文

  1. こぢんまりとして片付いている。
  2. こぢんまりとしたいい雰囲気の店だった。
  3. こぢんまりとした住まいだ。
  4. 目立たないがこぢんまりとした美術館だった。
  5. こぢんまりとした庭がある。

「こじんまり」は誤用?

こぢんまり」は、「こじんまり」と書かれていることがあります。

辞書には「こぢんまり」と書いてあります。「こじんまり」は誤用なのでしょうか。

小さくまとまっているさまをいう「ちんまり」に、接頭語「」をつけたのが、「こぢんまり」です。

しかし、「こぢんまり」は、「小締まり(こしまり)」の音変化が語源とする説もあるため、「こじんまり」も許容されています。

本則は「こぢんまり」です。
スポンサーリンク
スポンサーリンク

【2023年】おすすめ!語彙力を高める本