「ご自愛ください」の意味と使い方や例文!目上に使える?返事の仕方例(類義語)

【言葉】
ご自愛ください

【読み方】
ごじあいください

【意味】
ご自身のお体を大事にしてください。

【語源・由来】
「自愛」は、
①自分を大切にすること。自分の健康状態に気をつけること。
②自分の言行を慎むこと。自重。
③自分の利益を大事にすること。利己。
④倫理学で、自己保存の本能に基づいて、自己の幸福を求める自然的性向。
⑤物を大事にすること。珍重すること。

【類義語】
お体を大事になさってください。ご健康をお祈り申し上げます。

【スポンサーリンク】

「ご自愛ください」の使い方

ともこ
健太くん。先生に手紙を書いたの?
健太
今書いている所だよ。
ともこ
最近寒いから、風邪などひきませぬように、どうぞご自愛くださいって最後に書いておいてね。
健太
元気でいてほしいもんね。

「ご自愛ください」の例文

  1. 時節柄ご自愛ください
  2. ご多忙のお仕事柄故、何卒ご自愛ください
  3. 暑さ厳しい折、どうぞご自愛ください
  4. 厳寒の折、風邪など召されませぬようご自ください
  5. 厳しい寒さが続きますが、どうぞご自愛ください

「ご自愛ください」は目上の人に使える?

ご自愛ください」は敬語表現なので目上の人に対して使うことができます。

ご自愛ください」の「ください」は、「お座りください」のような「お」を伴った動詞の連用形、「ご覧ください」のような「ご(御)」を伴った漢語、また、「止めてください」のような動詞の連用形に接続助詞「て」を添えたものなどに付いて、相手に何かを要望・懇願する意を表します。

しかし、一部に、この「ください」が偉そうだと感じる人がいるので、「ご自愛くださいませ」「ご自愛くださいますように」のように、より柔らかい表現にすると無難です。

「ご自愛ください」の返事の仕方例

ご自愛ください」という言葉をいってもらった場合の返事は、

  1. 温かいお心遣いに心から感謝いたします。○○さんも、どうぞお体にお気を付けください。
  2. お気遣いの言葉、大変嬉しく思います。○○さんも健康にはくれぐれもご留意ください。
  3. お気遣いいただきありがとうございます。○○さんもお元気で過ごされますよう、お祈り申し上げます。

というような言葉がふさわしいです。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

【2023年】おすすめ!語彙力を高める本