【言葉】
省みる
【読み方】
かえりみる
【意味】
自分のしたことを、もう一度考えてみる。反省する。
【語源・由来】
「返り見る」意から。
【類義語】
回想する、追憶する、追想する、想起する
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「省みる」の使い方
健太くん。なにかやましいことはない?
自らを省みてもやましいところなんかないよ。
じゃあ、真実の口の中に手を入れてみて。
だからやましいところなんてないって。
「省みる」の例文
- わが身を省みる。
- 平生を省みる。
- 省みて恥じるところがない。
- 胸に手を当てて己を省みる。
- わが身の至らなさを省みて涙する。
「省みる」と「顧みる」の違いは?
「省みる」と同じ読み方の語に「顧みる(かえりみる)」があります。
「省みる」と「顧みる」は同語源です。
「顧みる」は
①過ぎ去った事を思い起こす。回顧する。
②心にとどめ考える。気にかける。
③振り返って見る。
という意味です。
「顧みる」の「顧」は「かえりみる。ふりむいて見る。」という意味で、主に過ぎ去ったことを振り返ることをいいます。
対して、「省みる」の「省」は「かえりみる。振り返って考える。」という意味で、自分自身の行動の良し悪しについて考える、つまり、反省するというニュアンスが含まれる点が違います。