「愛想が尽きる」の要点
- 意味
- 相手への好意・信頼を失い、これ以上付き合いきれないと感じる。
- 近い形
- 愛想を尽かす=相手に見切りをつける。
- 受身
- 愛想を尽かされる=相手から見切りをつけられる。
「愛想が尽きる」とは、相手への好意・信頼がなくなり、これ以上付き合いきれないと感じることです。
「何度注意しても同じことを繰り返すので愛想が尽きた」のように、失望・あきれを重ねた末に見切りをつける場面で使います。
「愛想が尽きる」の意味
ここでの「愛想」は、人への好意・親しみ。
「尽きる」は、残っていたものがなくなることです。
したがって「愛想が尽きる」は、相手への好意や我慢がなくなってしまうことを表します。
「愛想が尽きる」の使い方・例文
- 何度約束を破られても改善がなく、ついに愛想が尽きた。
- 責任を他人に押し付け続ける態度には愛想が尽きる。
- 同じ言い訳を繰り返す彼に、家族も愛想が尽きたようだ。
- 自分のだらしなさに、我ながら愛想が尽きる。
「愛想が尽きる」と「愛想を尽かす」の違い
意味は非常に近いですが、文の組み立てが異なります。
| 表現 | 意味 |
|---|---|
| 愛想が尽きる | 自分の中の好意・我慢がなくなる。 |
| 愛想を尽かす | 相手に見切りをつけ、好意を失う。 |
| 愛想を尽かされる | 相手から見切りをつけられる。 |
「愛想が尽きる」と「嫌気が差す」の違い
「嫌気が差す」は、嫌になってやめたくなる・関わりたくなくなることを広く表します。
「愛想が尽きる」は、人や自分自身への好意・信頼が失われるニュアンスがより強い表現です。
一時的な不満には強すぎることがある
「愛想が尽きる」は、見切りをつけるほどの強い失望を表します。軽い不満なら「困る」「うんざりする」などのほうが合う場合があります。
類義語・言い換え
- 愛想を尽かす
- 見限る
- 嫌気が差す
- うんざりする
- 見切りをつける
よくある質問
「愛想が尽きる」とは簡単に言うと?
相手への好意・信頼を失い、これ以上付き合いきれないと感じることです。
「愛想を尽かす」と同じですか?
意味は非常に近いです。「愛想が尽きる」は好意がなくなる状態、「愛想を尽かす」は相手に見切りをつける行為に焦点があります。
「愛想を尽かされる」とは?
相手から「もう付き合いきれない」と見切りをつけられることです。
まとめ
- 「愛想が尽きる」は、相手への好意・信頼がなくなること。
- 「愛想を尽かす」は相手に見切りをつけること。
- 軽い不満より、強い失望・あきれを表す。
主な参考辞書・資料
- 『デジタル大辞泉』「愛想が尽きる」
- 『デジタル大辞泉』「愛想を尽かす」
- 『精選版 日本国語大辞典』「愛想尽」