【言葉】
相変わらず
【読み方】
あいかわらず
【意味】
今までと変わったようすが見られないさま。以前と同じように。
【語源・由来】
「相」は「動詞に付いて、語勢や語調を整える。現代語では、改まったときや手紙文などで使われる場合が多い。」
【類義語】
やはり
【対義語】
何時に無く
【スポンサーリンク】
「相変わらず」の使い方
相変わらず古い校舎だね。
私たちが在学中も古かったけれども、あれから年月が過ぎたというのに、校舎はあの頃のままね。
いやあ、さらに古ぼけたんじゃないの?
もう違いが分からないくらい古いわ。
「相変わらず」の例文
- 相変わらずの生活です。
- 相変わらず忙しそうだね。
- 70歳を過ぎても相変わらず元気だ。
- 相変わらず体調が良くないんだ。
- 相変わらずともこちゃんは遅れて着いた。
目上の人には失礼になる?
「相変わらず」は「相変わらずお若いですね。」というように良い意味で使う場合と、「相変わらずの貧乏暮らしです。」というように悪い意味で使う場合があります。
一般的には、「相変わらずだね。」のように、成長していないねという皮肉の意味で使ったり、自分のことを卑下したりという悪いニュアンスで使われることの方が多いため、目上の人に対して使うことは避けた方がいい表現です。
「相変わらず」は親しい間柄の人に対して使いましょう。
どうしても、目上の人に対して「相変わらず」を使いたい場合は、「相変わらずお元気そうで何よりです。」「相変わらず若々しいですね。」のように、良い意味で使っているのだということをはっきりとアピールして誤解が生じないようにしましょう。