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「自明の理」の意味と使い方や例文!「火を見るよりも明らか」との違いは?(語源由来・類義語)

【言葉】
自明の理

【読み方】
じめいのり

【意味】
あれこれ説明する必要のない明白な道理。それ自身で明らかな論理。

【語源・由来】
「自明」は「特に証明などをしなくても、明らかであること。わかりきっていること。また、そのさま。」
「理」は「物事の筋道。ことわり。道理。」

【類義語】
言うまでもない、明白な事実、火を見るよりも明らか、歴然たる事実

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「自明の理」の使い方

健太
人に迷惑をかけてはいけないって自明の理なのにね。
ともこ
また無差別殺傷事件が起きたわよね。
健太
他人を道連れにするなんてひどい話だよ。
ともこ
自暴自棄になってしまう人が多いこの国がひどいのよ。

「自明の理」の例文

  1. 戦いが始まれば、この城が一日ともたないことは自明の理だ。
  2. 発見が遅れるほど生存確率が下がるのは自明の理だ。
  3. ともこちゃんは聡明だから、先生に気に入られるのは自明の理のように思える。
  4. 始まりがあれば終わりがあるのは自明の理だ。
  5. この国にとって自明の理であることが他国でもそうとは限らない。

「自明の理」と「火を見るよりも明らか」の違いは?

自明の理」に似ている語に「火を見るよりも明らか(ひをみるよりもあきらか)」があります。

火を見るよりも明らか」は
出典は「書経」盤庚上からで、「明白で疑う余地がないさま。明々白々。」という意味です。

一般的に、悪い結果になるのが予想される場合に使います。

自明の理」も「火を見るよりも明らか」も明らかなことをいいますが、「火を見るよりも明らか」は、主に悪い結果になることが予想される場合に使われる点が違います。

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