【言葉】
崇める
【読み方】
あがめる
【意味】
①きわめて尊いものとして敬う。崇敬する。
②大事に扱う。寵愛 (ちょうあい) する。
【語源・由来】
「崇」は「尊ぶ。あがめる。」
【類義語】
尊敬、敬う、尊ぶ
【対義語】
侮る、蔑む
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「崇める」の使い方
インド人は、牛肉を食べないって本当かな?
牛を神と崇めているんだって。
それで食べないんだね。
最近では、信仰とは関係なく、環境のために牛肉を食べない人が増えているわよね。
「崇める」の例文
- 聖人として崇められる。
- 古代人は、太陽を神と崇める。
- 国の指導者として彼を崇める。
- 健太くんは、彼を終生の師として崇めている。
- 先祖を崇めることをしない人が多い。
「崇める」と「拝む」「敬う」の違いは?
「崇める」に似ている語に「拝む(おがむ)」「敬う(うやまう)」があります。
「崇める」と「拝む」の違いは?
「拝む」は、
①神仏などに、手を合わせ、頭を下げて祈る。
②「見る」の謙譲語。お目にかかる。また、珍しい物、大事な物などを拝見・拝観する。
③懇願する。嘆願する。
という意味です。
「崇める」は、すぐれたものとして大切にし、高い敬意を払うことをいいます。
神仏等崇拝すべきものに、尊い存在として敬意を払うことをいいます。人に対して使うことはあまりありません。
対して「拝む」は、神仏などに祈ることをいうので意味が違います。
「崇める」と「敬う」の違いは?
「敬う」は、「相手を尊んで、礼を尽くす。尊敬する。」という意味です。
「敬う」も「崇める」も、すぐれたものとして大切にし、高い敬意を払うという意味です。
しかし「崇める」は、「敬う」よりも、人に対して使うことが少ない点が違います。