「あくどい」の意味と使い方や例文!「あざとい」との違いは?(類義語・対義語)

【言葉】
あくどい

俗に「悪どい」と書くが誤り。

【意味】
程度をすぎていやみである。やり方がしつこく、たちが悪い。どぎつい。

【語源・由来】
どぎつさを意味する「灰汁(あく)」から来たという説、「くどい」からという説などがある。

「悪」の意味はない。

【類義語】
狡猾、悪質、 よこしま、老獪、腹黒い

【対義語】
良心的

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「あくどい」の使い方

ともこ
健太くんの家はお金持ちね。
健太
おじいちゃんのおじいちゃんが、ありとあらゆるあくどい商売に手を出して、儲けまくったんだって。
ともこ
そんなこと公にしていいの?
健太
もう時効でしょう?

「あくどい」の例文

  1. 健太くんのやり方はあくどい
  2. あくどい物言いで論敵をなじる。
  3. あくどい手口で儲けているようだ。
  4. 粗悪品を売りつけているあの業者はあくどい
  5. あくどい化粧で、見ていて気分が悪い。

「あくどい」と「あざとい」の違いは?

あくどい」に似ている語に「あざとい」があります。

あざとい」は、
①やり方があくどい。ずうずうしく抜け目がない。
②小利口である。思慮が浅い。あさはかだ。

という意味です。

あざとい」には、やり方が「あくどい」という意味があり、「あざとい商法」「あくどい商法」と、似たように使います。

あくどい」も「あざとい」も、悪い意味で使います。

しかし「あざとい」には、思慮が浅い、小利口であるという意味がある点が「あくどい」と違います。

また「あくどい」には、どぎついという意味がありますが、「あざとい」にその意味はありません。

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