「腑に落ちる」の意味と使い方や例文!「腑」とはどこ?(類義語・対義語)

【言葉】
腑に落ちる

「腑に落ちない」「腑に落ちかねる」などと否定の意で使われるのが伝統的だが、最近では「腑に落ちる」の形で納得がいく意で使うことが多くなっている。

【読み方】
ふにおちる

【意味】
納得がいく。合点がいく。

【語源・由来】
「腑」は内臓。転じて心の意。人の意見などが心に入ってこないという意味から。

【類義語】
合点がいく

【対義語】
腑に落ちない

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「腑に落ちる」の使い方

健太
全ての謎が解けたぞ。
ともこ
犯人が分かったの?
健太
ひっかかっていることがあったんだけど、あの人の何気ない言葉で腑に落ちたんだ。
ともこ
これで連続殺人事件の恐怖から解放されるのね。

「腑に落ちる」の例文

  1. ともこちゃんの話を聞いて腑に落ちた。
  2. 腑に落ちる点もあったがすっきりしない。
  3. 腑に落ちるまで質問をした。
  4. 腑に落ちるまで時間がかかった。
  5. あれはこういうことだったのかと後になって腑に落ちることがある。

「腑」とはどこ?

腑に落ちる」の「」とは
①はらわた。内臓。臓腑。
②心。心根。性根。
のことです。

ここでは「」のことをいいます。

」を心として用いる語に「腑抜け(ふぬけ)」があります。

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