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「忠恕の心」の意味と使い方や例文!「忠恕 」とは?(類義語)

【言葉】
忠恕の心

【読み方】
ちゅうじょのこころ

【意味】
自分の良心に忠実な心。他人を思いやる心。

【語源・由来】
「忠恕」は「自分の良心に忠実であることと、他人に対する思いやりが深いこと。」
「心」は「こころ。思い。内心。」

【類義語】
寛容、寛恕、恕、真心、真摯

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「忠恕の心」の使い方

健太
優先席がサラリーマンで埋まっているね。
ともこ
妊婦さんやけがをしている人が座れずにいるわね。
健太
忠恕の心を失くした人が多いよね。
ともこ
一人でも多くの人に、忠恕の心を取り戻してほしいわ。

「忠恕の心」の例文

  1. 忠恕の心を育てる教育をする。
  2. 忠恕の心を抱き、社会福祉に尽くす。
  3. 忠恕の心が世界平和の礎になる。
  4. 現代人は個人主義に走り、忠恕の心を忘れかけている。
  5. 忠恕の心をもち他人に接することは、結果、自分を幸せにする。

「忠恕(ちゅうじょ) 」とは?

忠恕の心」の「忠恕」とは、「自分の良心に忠実であることと、他人に対する思いやりが深いこと。」という意味です。

出典は「論語」で、「夫子の道は忠恕のみ」とあります。

孔子の弟子の曽子が、先生の道は、真心(忠)と思いやり(恕)のみであると説いた言葉です。

忠恕」とは、自分を欺かない純粋な真心(忠)と、他人への思いやり(恕)を持って他人に接すれば、自然に他者の身になって感じて行動することができるようになり、仁が完成するという、仁の具体的な在り方を説いた言葉です。
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