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「さながら」の意味と使い方や例文!「まるで」との違いは?(類義語)

【言葉】
さながら

「宛ら」と書く。

【意味】
[副]
①非常によく似ているさま。まるで。そっくり。
②そのまま。もとのまま。
③すべて。全部。
[接]そうは言うものの。しかしながら。

【語源・由来】
副詞「さ」+接続助詞「ながら」から。

【類義語】
しかしながら、まるで

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「さながら」の使い方

ともこ
健太くん。そこで眠っちゃだめよ。
健太
日当たりがよくて眠ってしまったよ。
ともこ
日当たりのいい場所で眠る姿はさながら猫みたいね。
健太
前世は猫だったのかもしれないね。

「さながら」の例文

  1. 実戦さながらに訓練をしています。
  2. これはさながら今日の私たちの問題でもあります。
  3. その行列はさながら王朝絵巻の一シーンのようでした。
  4. 国賓さながらの歓迎を受けました。
  5. 車窓からの眺めは、さながら絵画のようだった。

「さながら」と「まるで」の違いは?

さながら」に似ている語に「まるで」があります。

まるで」は、「丸で」と書きます。

まるで」は、

[副]
①違いがわからないほどあるものやある状態に類似しているさま。あたかも。さながら。
②(下に否定的な意味の語を伴って)まさしくその状態であるさま。すっかり。まったく。

という意味です。

まるで」と「さながら」は、何かが他の別のものとよく似ていることを表わす語です。

しかし、「さながら」は、一般的に日常会話で用いられることは少ないという点が違います。

また、「さながら」には、しかしながらという接続詞の意味がある点も違います。

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