「類は友を呼ぶ」の読み方
るいはともをよぶ
「類は友を呼ぶ」の意味
「類は友を呼ぶ」とは、気の合う人や似た性質を持つ人は、自然と集まって仲間になるという意味です。
趣味や考え方だけでなく、性格や行動の似ている人が集まる様子も表します。良い人同士についても、好ましくない行動をする人同士についても使われます。
「類は友を呼ぶ」の使い方
同じ趣味を持つ人たちが親しくなったときや、似た性格の人たちが集まっているときに使います。
たとえば、読書が好きな生徒たちが休み時間に集まり、本について話す場面は、「類は友を呼ぶと言うように、読書好きが集まった」と言ったりできます。
悪い行動をする仲間について使うと、相手を批判する言い方になることがあります。本人に直接言うときは、失礼にならないよう注意しましょう。
「類は友を呼ぶ」の例文
- 絵を描くことが好きな生徒たちが自然と仲良くなり、先生は「類は友を呼ぶのだね」と言いました。
- 父と兄は同じように新しい機械が好きなので、類は友を呼ぶとはよく言ったものです。
- 音楽の好みが似ている友達とすぐに打ち解け、類は友を呼ぶのだと思いました。
「類は友を呼ぶ」の由来
この言葉は、中国の古い書物『易経』の「繫辞上」にある言葉がもとになっています。
そこには、「方は類を以て聚まり、物は群を以て分かる」と記されています。同じ方向や性質を持つものは集まり、それぞれの仲間に分かれて群れを作るという内容です。「類」は、似ているものや同じ仲間を表します。
この「類を以て聚まる」という表現が日本で変化し、「類は友を呼ぶ」と言われるようになったと考えられています。1775年の読み物『金々先生栄花夢』には、「るいは友をもってあつまるならいにて」という古い用例が見られます。
「類は友を呼ぶ」に似たことわざ

同気相求む(どうきあいもとむ)
同じ気質や考えを持つ人は、互いに求め合って親しくなるという意味です。「類は友を呼ぶ」とほぼ同じ意味で使われます。
牛は牛連れ馬は馬連れ(うしはうしづれうまはうまづれ)
同じ種類や性質の者同士が一緒になるのがよいという意味です。似た者同士が集まるだけでなく、気の合う者と行動するのがふさわしいという意味でも使われます。
目の寄る所へ玉も寄る(めのよるところへたまもよる)
目が寄れば目玉も同じ場所へ寄るように、似た者同士は自然と集まるという意味です。好ましくない人たちが集まる場面で使われることが多い表現です。



















