「歴史は繰り返す」の読み方
れきしはくりかえす
「歴史は繰り返す」の意味
過去に起きたこととよく似た出来事が、後の時代にも再び起こるという意味です。
国や社会の大きな出来事だけでなく、身近な人の行動や失敗について使われることもあります。
「歴史は繰り返す」の使い方
昔と同じような争いや流行、失敗などが再び起きたときに使います。
たとえば、学校の行事で前年と同じ問題が起きたのに、過去の記録が生かされていなかった場合、「歴史は繰り返すと言うけれど、去年と同じ失敗をしてしまった」と言うことができます。
悪い出来事について使われることが多いため、過去から学ぶ必要があると注意をうながす場面にも向いています。
「歴史は繰り返す」の例文
- 以前の生徒会でも同じ問題が起きていたと知り、先生は「歴史は繰り返すものだね」と話しました。
- 父も子どものころに同じいたずらをして叱られたそうで、母は「歴史は繰り返すね」と笑いました。
- 昔流行した服が再び人気になり、友達と「歴史は繰り返すんだね」と話しました。
「歴史は繰り返す」の由来
この言葉には、ただ一人の人物が最初に述べたと断定できる、はっきりとした由来はありません。
日本の辞典には、古代ローマの歴史家クルティウス・ルーフスの言葉とする説明があります。一方で、古代ギリシャの歴史家トゥキュディデスが示した、似た出来事は再び起こりうるという歴史の見方に基づくとする説明もあります。
現在の日本語表現は、英語の「History repeats itself.」を訳したものと考えられています。日本では明治時代の終わりごろから、広く使われるようになりました。
「歴史は繰り返す」に似たことわざ

二度あることは三度ある(にどあることはさんどある)
同じようなことが二度起きれば、もう一度起きる可能性があるという意味です。社会全体の長い歴史よりも、身近な出来事について使われることが多い言葉です。
前車の轍を踏む(ぜんしゃのてつをふむ)
前の人と同じ失敗を繰り返すことを表します。「歴史は繰り返す」よりも、失敗を真似てしまうという悪い意味が強い言葉です。
前車の覆るは後車の戒め(ぜんしゃのくつがえるはこうしゃのいましめ)
前の人の失敗は、後から続く人にとって大切な教訓になるという意味です。同じ出来事が再び起こることではなく、過去から学んで失敗を防ぐことに重点があります。




















