【言葉】
切に願う
【読み方】
せつにねがう
【意味】
しきりに望みもとめる。心からそうあってほしいと思う。
【語源・由来】
「切に」は「しきりに。心をこめて。」
「願う」は
①神仏に、希望の実現することを祈る。祈請する。願をかける。
②望みがかなうように請い求める。望み求める。
③こうしてほしいことを人に頼む。助力や配慮を求める。
④公の機関に希望することを申請する。請願する。
⑤商店で、品物を客に買ってもらう。
⑥動詞の連用形や動作性のある漢語の名詞などに付いて、「…していただく」などの意を表す。
【類義語】
渇望、切望、待望、強く願う
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「切に願う」の使い方
健太くんの名前は健康であってほしいと両親が切に願ったから?
そうなんだ。
名前の通りになったわね。
風邪一つひかないからね。両親のおかげだよ。
「切に願う」の例文
- これからのご活躍を切に願っております。
- 生れ変るなら、ともこちゃんみたいに容姿端麗でありたいと切に願う。
- 健太くんが変な誤解をしないことを切に願う。
- 幸せでありたいと切に願うのは当然だろう。
- 世界の平和を切に願う。
「切に願う」と「切に祈る」の違いは?
「切に願う」に似ている言葉に「切に祈る(せつにいのる)」があります。
「切に祈る」の「祈る」は、
①神や仏に請い願う。神仏に祈願する。
②心から望む。願う。
という意味です。
「切に祈る」は、心から望むということをいいます。
なので、「切に祈る」と「切に願う」は、心から望むという意味が同じです。
しかし、「祈る」に神仏に祈願するという意味があるので、「切に祈る」には、心から神に祈願するという意味があり、「切に願う」にその意味がない点が違います。