「端緒を開く」の要点
- 読み方
- たんしょをひらく
- 意味
- 物事を始めるきっかけ・手がかり・糸口をつくる。
- 端緒
- 物事の始まり・手がかり。標準的な読みは「たんしょ」、「たんちょ」も慣用読み。
- 近い表現
- 端緒となる・糸口を開く・きっかけを作る。
「端緒を開く」とは、物事を始めるきっかけ・手がかり・糸口をつくることです。
「交渉再開の端緒を開く」「新しい研究分野の端緒を開く」のように、次の展開につながる最初のきっかけを作る場面で使います。
「端緒を開く」の意味
「端緒」は、物事の始まり・糸口・手がかりを表します。
「開く」はここでは、物事の始まり・道筋を作ること。
したがって「端緒を開く」は、新しい展開につながる最初の糸口を作るという意味になります。
「端緒」の読み方
「端緒」は、標準的には「たんしょ」と読みます。
「たんちょ」という慣用読みもあり、辞書に掲載されています。
文章で迷ったら「たんしょ」
どちらの読みも見られますが、一般的な文章・辞書の見出しでは「たんしょ」が基本です。
「端緒を開く」の使い方・例文
- 今回の会談が、関係改善の端緒を開いた。
- この発見は、新しい研究分野の端緒を開くものとなった。
- 住民との対話が、問題解決の端緒を開いた。
- 小さな実証実験が、制度改革の端緒を開くことになった。
- 新たな資料の発見が、事件解明の端緒を開いた。
「端緒を開く」と「端緒となる」の違い
| 表現 | ニュアンス |
|---|---|
| 端緒を開く | 主体がきっかけ・糸口を作ることを強調。 |
| 端緒となる | ある出来事が結果として始まり・きっかけになる。 |
たとえば、「会談が交渉再開の端緒となった」は、会談という出来事がきっかけになったことを述べる言い方です。
「端緒を開く」の類義語・言い換え
- 糸口を開く
- きっかけを作る
- 道を開く
- 突破口を開く
- 始まりを作る
よくある質問
「端緒を開く」とは簡単に言うと?
物事を始めるきっかけ・糸口を作ることです。
「端緒」は「たんしょ」「たんちょ」どちらですか?
「たんしょ」が標準的な読みで、「たんちょ」も慣用読みとして使われます。
「端緒となる」と同じですか?
意味は近いですが、「端緒を開く」はきっかけを作る主体性、「端緒となる」はある出来事がきっかけになったことに重点があります。
まとめ
- 「端緒を開く」は、物事の始まりとなるきっかけ・糸口を作ること。
- 「端緒」は「たんしょ」が基本で、「たんちょ」も慣用読み。
- 「端緒となる」は、出来事が結果としてきっかけになること。
主な参考辞書・資料
- 『デジタル大辞泉』「端緒」
- 『精選版 日本国語大辞典』「端緒」