「剣呑な雰囲気」の意味と使い方や例文!「険悪な雰囲気」との違いは?(類義語)

【言葉】
剣呑な雰囲気

【読み方】
けんのんなふんいき

【意味】
危険が迫っているような感じ。不穏な空気。

【語源・由来】
「剣呑」は「けんなん(剣難)」の音変化。危険な感じがするさま。また、不安を覚えるさま。「雰囲気」は、その場やそこにいる人たちが自然に作り出している気分。また、ある人が周囲に感じさせる特別な気分。ムード。

【類義語】
険悪な雰囲気、危険な雰囲気、剣呑な空気、険悪な空気、不穏なムード

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「剣呑な雰囲気」の使い方

健太
何だかこの国は剣呑な雰囲気に包まれているよね。
ともこ
戦争が始まったりしないといいんだけど。
健太
何とか戦争を回避してほしいよね。
ともこ
それが国民の大多数の願いよ。

「剣呑な雰囲気」の例文

  1. 剣呑な雰囲気を感じ取った健太くんが椅子から立ち上がった。
  2. 健太くんは剣呑な雰囲気の人だ。
  3. 私を味方と判断したのか、健太くんから剣呑な雰囲気が消えた。
  4. 健太くんの一言で、クラス内に剣呑な雰囲気が漂い始めた。
  5. 暑さで気が立っているのか、両者は剣呑な雰囲気となった。

「剣呑な雰囲気」と「険悪な雰囲気」の違いは?

剣呑な雰囲気」に似ている語に「険悪な雰囲気」があります。

剣呑な雰囲気」と「険悪な雰囲気」の違いは、「剣呑」と「険悪」です。

険悪(けんあく)」とは
1 表情や性質がとげとげしくなること。また、そのさま。
2 状況などが悪化して油断ができないこと。また、そのさま。

という意味です。

剣呑な雰囲気」の「剣呑」は「危険な感じがするさま。また、不安を覚えるさま。」をいう語なので、「剣呑」と「険悪」は、同じ意味です。

なので、「剣呑な雰囲気」と「険悪な雰囲気」は同じです。

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