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「臨む」の意味と使い方や例文!「挑む」「望む」との違いは?(類義語・対義語)

【言葉】
臨む

【読み方】
のぞむ

【意味】
①風景・場所などを目の前にする。向かい対する。面する。
②ある事態が起こるようなところに身を置く。そういう時に当たる。出あう。直面する。
③その場所へ出かけていく。特に、公の、または晴れの場所などに、出席または参加する。
④支配者が被支配者に対する。また、予想できる事態に対応した態度で人に対する。

【語源・由来】
「望む」と同語源。

【類義語】
際する

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「臨む」の使い方

健太
今までにない集中した状態で試合にんだんだけどな。
ともこ
負けたわね。
健太
練習が足りなかったのかな。
ともこ
週刊連載漫画を一巻から百巻まで読んでいたから負けたのよ。

「臨む」の例文

  1. 学校は海に臨む高台に立っています。
  2. 総理は明日から、初のサミットにみます。
  3. 緊張した面持ちで試験に臨む
  4. 危険にんだ時にその人の真価が分かる。
  5. 別れにんで君に一つ忠告がある。

「臨む」と「挑む」「望む」の違いは?

臨む」に似ている語に「挑む(いどむ)」「望む(のぞむ)」があります。

「臨む」と「挑む」の違いは?

挑む」は
①こちらから戦い・けんかなどをしかける。挑戦する。
②ある対象に立ち向かっていく。
③異性に言い寄る。関係を迫る。
④張り合う。競争する。

という意味です。

挑む」は、「試験に挑む」のように挑戦することをいいます。

対して、「臨む」は「試験に臨む」のように、参加するとうことをいう点が違います。

「臨む」と「望む」の違いは?

望む」は
①はるかに隔てて見る。遠くを眺めやる。

㋐物事がこうであればいい、自分としてはこうしたい、こうなりたい、また、なんとか得られないものかなどと、心に思う。
㋑特定の相手に対して、こうあってほしい、こうしてもらいたいと思う。注文する。
③自分の所に来てくれるように働きかける。欲しがる。
④したう。仰ぐ。

という意味です。

望む」は、主に願うことに対して使われます。対して「臨む」は、公的な行事に参加したりある場所に行くこと、あるものに面していることをいい、意味が違います。

また、「海を望む」「海に臨む」と同じような表現で使いますが、「海を望む」は、海全体を見渡せるという意味で海から遠い場所を表します。

「山々に臨む」は、目の前に海が広がっているさまをいい、海に近い場所を表すという違いがあります。

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