【言葉】
労う
「犒う」とも書く。
【読み方】
ねぎらう
【意味】
苦労や骨折りに感謝し、いたわる。現代では、同等または下の人に対して用いる。
【語源・由来】
「労」は「ねぎらう。精を尽くして働く。骨折り。」
【類義語】
いたわる、慰労
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労う(ねぎらう)の使い方
生徒会を労(ねぎら)って、校長先生がお菓子を買ってきてくれたわよ。
やったー。
こういう気遣いができるから、今の校長先生は生徒から愛されるのよね。
気遣いは大事だよね。
労う(ねぎらう)の例文
- 部下の労を労う。
- 退職した部長に労(ねぎら)いの言葉をかける。
- 従業員の労を労(ねぎら)った。
- スタッフの皆さんに差し入れをして労(ねぎら)った。
- 10年に渡る店長の労を社員一同で労う。
労う(ねぎらう)と労る(いたわる)の違いは?
「労う(ねぎらう)」に似ている語に「労る(いたわる)」があります。
「労る」は
①
㋐弱い立場にある人などに同情の気持ちをもって親切に接する。気を配って大切に世話をする。
㋑労をねぎらう。慰労する。
㋒手当てを加える。養生する。
②
㋐苦労する。骨を折る。
㋑病気になる。わずらう。
という意味です。
「労う」も「労る」も慰労するという意味は同じです。
しかし、「労る」は、「病人を優しく労る。」「痛めた足を労ってゆっくり歩く。」というように、やさしく大切に扱うという意味がある点が違います。
また、「労う」は、同等または下の人に対して使われますが、「労る」は、幅広く使われます。