「へりくだる」の意味と使い方や例文!「自分をへりくだる言い方」とは?(類義語・対義語)

【言葉】
へりくだる

「謙る」「遜る」と書く。

【意味】
相手を敬って自分を控えめにする。謙遜 (けんそん) する。卑下する。

【語源・由来】
「へり」は、へりくだる意の動詞「謙(へ)る」の連用形で、「減る」と同語源。「謙遜する」意の和語的表現。

【類義語】
謙遜、卑下

【対義語】
驕る、威張る

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「へりくだる」の使い方

健太
ともこちゃん。生徒会長選の選挙活動はどう?
ともこ
へりくだった態度で、生徒の心をつかむ作戦よ。
健太
効果がありそうだね。
ともこ
へりくだって身を低くして、一人一人に支援をお願いするわ。

「へりくだる」の例文

  1. もみ手をしながらへりくだる
  2. 大した芸ではありませんが、とへりくだる
  3. 健太くんはいつもへりくだった態度をとる。
  4. へりくだった言葉を使う。
  5. へりくだるのも度が過ぎると卑屈だ。

「自分をへりくだる言い方」とは?

へりくだる」を用いた表現の一つに「自分をへりくだる言い方」があります。

自分をへりくだる言い方」は、「相手を敬って自分を低く扱う言い方」のことです。

自分をへりくだる言い方」には、「小職・小生・当方」があります。

  • 小職」は「官職についている人が自分をへりくだっていう語。小官。」
  • 小生」は「男性が自分をへりくだっていう語。多く、手紙文に用いる。一人称の人代名詞。」
  • 当方」は「自分の属している会社。」

小職」も「小生」も、「」に言い換えることができます。「当方」は、「我々の会社」という意味です。

また「小職」は、使用が公務員に限られます。「小生」は、使用が男性に限られ、地位のある人が目下か対等の人に対して自分をへりくだっていう言葉です。

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