- 読み方
- きいろいせいえん
- 意味
- 高く弾んだ声で、熱心に人を応援することを表す言い方。
- 関連する表現
- 黄色い声/黄色い歓声/熱い声援。
- 注意点
- 声の高さからの比喩で、実際に声に色が付いているわけではない。性別だけで決めつけない。
「黄色い声援(きいろいせいえん)」とは、高く弾んだ声で、熱心に人を応援することを表す言い方です。人気のある選手や出演者が登場したときなどに、「会場から黄色い声援が上がった」と使われます。
もととなる「黄色い声」は、『デジタル大辞泉』で女性や子どもなどの甲高い声と説明されています。ただし、実際の応援の声の高さは人によって異なり、特定の性別の人だけが発する声を意味すると考える必要はありません。
「黄色い声援」の意味と読み方
「黄色い声援」は「きいろいせいえん」と読みます。「黄色い声」という既存の表現と、「人を励まし応援する声」を表す「声援」を組み合わせたものです。声の高さや熱気を印象的に描きたいときに使われます。
「黄色い声」とは、実際の声の色をいうわけではありません。また「黄色い声援」自体の由来を特定の歴史的事実に結びつけるには根拠が必要です。由来について断定的な俗説を紹介することは避けましょう。
こんな場面で使います。
「舞台に出演者が登場すると、客席から黄色い声援が上がった。」=客席から高く弾んだ熱心な応援の声が上がったという意味です。
「黄色い声援」の自然な例文6選
- 人気俳優が舞台に登場すると、客席から黄色い声援が上がった。
- 選手がウォーミングアップを始めた瞬間、観客席に黄色い声援が広がった。
- ファンは出演者に向けて黄色い声援を送り、会場を盛り上げた。
- ステージに新しいグループが現れると、ひときわ大きな黄色い声援が響いた。
- ゴールの直前、スタンドから黄色い声援が飛んだ。
- 若手俳優は客席からの黄色い声援に笑顔で手を振った。
いずれも応援を受ける相手や、声が聞こえた場面を添えた例文です。応援の対象は芸能人に限らず、スポーツ選手などにも使えます。
「黄色い声援」「黄色い歓声」「熱い声援」の違い
| 表現 | 意味の中心 | 自然な場面 |
|---|---|---|
| 黄色い声援 | 高く弾んだ声で応援する。 | 観客が選手に声を送る。 |
| 黄色い歓声 | 高い声で喜びや興奮を表す。 | 人気の出演者が現れ、歓声が上がる。 |
| 熱い声援 | 熱意のこもった応援。 | 観客が最後まで声を送り続ける。 |
| 大きな歓声 | 多くの人や大きな声による喜びの声。 | 優勝が決まり歓声が上がる。 |
「声援」は相手を励まし応援する行為、「歓声」は喜びや興奮から発する声に重点があります。会場で両方が同時に起こることもありますが、必ず同じ意味ではありません。
「黄色い声援」は女性だけの声?
辞書に載る「黄色い声」の典型的な説明では女性や子どもなどが挙げられます。しかし、声の高さだけで話し手の性別や年齢を断定できるわけではありません。「黄色い声援」は応援の雰囲気を描く比喩的な表現として理解しましょう。
事実を正確に伝える記事では、「観客の声援」「若いファンの歓声」のように、実際に分かっている状況だけを述べる方がよいこともあります。
「黄色い」と言うのはなぜ?
「黄色い声」は国語辞典に載る慣用的な言い方です。ただし、なぜ声を黄色と表現するようになったかについては、いくつか説明が語られていても、すべてが確かな語源とは限りません。
信頼できる資料で歴史的な成立過程を確かめられない場合は、推測を由来として断定せず、「甲高い声を表す慣用的な表現」と覚えるのが適切です。
コンサートやスポーツの記事ではどう書く?
実際に聞いた声の印象を伝えたい場合
「会場には、出演者の登場を喜ぶ黄色い声援が響いた。」
報道や結果を客観的に伝えたい場合
「出演者の登場後、観客から歓声と拍手が上がった。」
前者は表現の華やかさ、後者は観察できる出来事に重点があります。使う媒体や読者に応じて選びましょう。
「黄色い声援」を人に使うと失礼?
一般的な応援の描写では必ずしも失礼ではありません。しかし「女性だから黄色い声を出す」といった決めつけは適切ではありません。また、声の高さをからかう意味で使えば、受け取る人が不快に感じる場合があります。
相手の属性ではなく、声の様子や会場の状況を書く。実際にどのような声が上がったのかを示せば、読み手は雰囲気を想像しやすくなります。
よくある質問
「黄色い声援」は何と読みますか?
「きいろいせいえん」と読みます。
「黄色い声援」とは簡単に言うと?
高く弾んだ声で相手を熱心に応援することです。
「黄色い歓声」と同じ意味ですか?
重なる場面はありますが、「声援」は応援、「歓声」は喜びや興奮の声に重点があります。
男性の声にも「黄色い声援」を使えますか?
典型的な辞書の説明では女性や子どもの甲高い声が挙がりますが、実際の声の高さだけで性別を判断することはできません。
「黄色い声」の語源は確定していますか?
成立過程には諸説が語られています。根拠が不明な説を確定的な語源として述べることは避けましょう。
まとめ
- 「黄色い声援」は高く弾んだ声による熱心な応援を描く表現。
- 「黄色い歓声」は喜びの声、「声援」は応援の声という違いがある。
- 由来や声の主の属性を、根拠なく決めつけないことが大切。