- 読み方
- そいとげる
- 意味①
- 夫婦として、最後まで生涯を共にすること。
- 意味②
- 困難や反対を乗り越えて、望みどおりに夫婦になること。
- 注意点
- 「寄り添う」と違い、結婚に関わる意味が中心。単にそばにいることではない。
「添い遂げる(そいとげる)」には、夫婦として生涯を共にする意味と、困難を乗り越えて望みどおり夫婦になる意味があります。「長い人生を共に添い遂げた」「反対を乗り越えて二人は添い遂げた」のように使います。
「一緒にいる」「寄り添う」よりも、結婚と二人の人生に関わる言葉です。友人を助けたり、相手の気持ちに寄り添ったりする場面を、すべて「添い遂げる」と言い換えることはできません。
「添い遂げる」の意味と読み方
『デジタル大辞泉』と『精選版 日本国語大辞典』では、結婚して一生暮らすこと、または周囲の反対などの障害を乗り越えて夫婦になることが説明されています。読み方は「そいとげる」です。
二つの意味を比較
- 生涯を共にする:「夫婦は長年苦楽を共にし、最期まで添い遂げた。」
- 夫婦になる:「周囲の反対を乗り越えて、二人は添い遂げた。」
同じ表現でも、二人がどの段階にいるかによって意味が変わります。
「添い遂げる」の自然な例文6選
- 祖父母は苦しい時期にも支え合い、夫婦として最期まで添い遂げた。
- 長年一緒に暮らしてきた二人には、これからも添い遂げたいという願いがあった。
- 離れて暮らす時期を乗り越えた二人は、やがて結婚して添い遂げた。
- 周囲の反対があったものの、話し合いを重ねて二人は添い遂げた。
- 夫に先立たれた彼女は、人生の最後まで添い遂げた日々を静かに振り返った。
- 式で二人は、苦楽を共にしながら添い遂げたいと語った。
「添い遂げた」は一生を共にしたこと、あるいは障害を乗り越えて夫婦になったことを表します。結婚したばかりの二人が今後の生活を誓う場合は、「添い遂げたい」「添い遂げるつもりだ」とすると自然です。
「添い遂げる」「連れ添う」「寄り添う」の違い
| 言葉 | 意味の中心 | 使い方 |
|---|---|---|
| 添い遂げる | 夫婦になる、または生涯を共にする。 | 最後まで添い遂げた。 |
| 連れ添う | 夫婦として一緒に暮らす。 | 30年連れ添った。 |
| 寄り添う | そばに寄る、気持ちや立場に配慮する。 | 相手の気持ちに寄り添う。 |
| 結ばれる | 互いに愛し合う二人が結婚・恋愛の関係になる。 | 長年の恋人と結ばれた。 |
| 支え合う | 互いに助ける。 | 苦しいときに支え合う。 |
「連れ添う」は、現在も夫婦として暮らしている場合にも使えます。「添い遂げる」は一生を通した結婚生活、あるいは結婚という願いの成就を表しやすい言葉です。
「添い遂げる」は結婚しなくても使える?
辞書では基本的に夫婦になること・夫婦として一生過ごすことを意味します。一般的な友人関係や仕事の仲間に対しては、通常「支え合う」「寄り添う」「共に歩む」などを使います。
物語の中で特別な比喩として使われる可能性はありますが、辞書として基本の用法を説明するなら、結婚に関わる意味を中心にするのが正確です。
「一生添い遂げる」と「一生連れ添う」の違い
「一生添い遂げる」は、生涯を共にするという言葉の意味を強調した言い方です。「一生連れ添う」も似た意味になりますが、「連れ添う」は生活を共にする過程を述べる際にも使います。
どちらも自然な表現ですが、「添い遂げた」は、物語や回想文では生涯を終えた段階のニュアンスが生じることがあります。
結婚式や手紙での使い方
結婚する二人の言葉
「互いを尊重し、人生を共に歩み、最後まで添い遂げたいと思います。」
長年の夫婦をたたえる言葉
「お二人が支え合いながら歩んでこられた日々に、心から敬意を表します。」
結婚式の挨拶では、相手との関係や雰囲気に合わせ、あえて「添い遂げる」という硬い言葉を使わず自然な言い方を選んでもよいでしょう。
「添い遂げた」と言えるのはいつ?
「最期まで添い遂げた」は、夫婦の生涯を振り返る場合に使います。一方「困難を乗り越えて添い遂げた」は、結婚が実現した段階でも使えます。この二つの意味の違いを知っておくと、文脈を読み取りやすくなります。
「添い遂げる」を単なる「そばにいる」の意味で使わない。友人を支える意味で「一生添い遂げてあげる」と言うと、結婚の意思があるように受け止められる場合があります。
よくある質問
「添い遂げる」は何と読みますか?
「そいとげる」と読みます。
「添い遂げる」とは簡単に言うと?
夫婦として生涯を共にすること、または障害を乗り越えて夫婦になることです。
「添い遂げる」と「連れ添う」の違いは?
「連れ添う」は夫婦として一緒に暮らすこと。「添い遂げる」は結婚の成就や、生涯を共にする点を強調します。
「添い遂げる」は結婚前にも使えますか?
はい。「いつか添い遂げたい」のように、困難を越えて結婚したいという意味でも使えます。
友人に「添い遂げる」と言ってもよいですか?
基本的には結婚に関わる語なので、友人を支える意味なら「寄り添う」「支え合う」などが自然です。
まとめ
- 「添い遂げる」は、夫婦として生涯を共にすること、または障害を越えて夫婦になること。
- 「寄り添う」と違い、結婚に関わる用法が中心。
- 「添い遂げたい」「添い遂げた」は文脈によって意味の重点が異なる。