【言葉】
改悛の情
【読み方】
かいしゅんのじょう
【意味】
悪事をしっかりと認め自分の罪を悔やむ気持ち・考えを反省する気持ちのこと。
【語源・由来】
「改悛」は、犯してしまった罪を悔い改めて心を入れ替えること。
「情」は、人間の心の働きを意味している。
【類義語】
・懺悔の念
・反省
・悔恨の情
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「改悛の情」の使い方

彼の新しい鉛筆がかっこよくて、ついつい昨日、盗んでしまったんだ。

なんてことをしたの?彼に謝ってちゃんと返さなきゃ!

そうだよね。家に帰ってすごく反省したよ。許してくれるかな?

改悛の情を見せれば、きっと彼も許してくれるよ。
「改悛の情」の例文
- 警察に改悛の情を見せていなかったことから、より重罪だと判断されてしまった。
- あんなに悪いことをした彼だが、10年が経ち、改悛の情を見せたことによって世間から許されたのだ。
- 弁護士によれば、被告が裁判官に改悛の情を示すかどうかが、判決の内容をかなり左右するという。
- お母さんが改悛の情を見せないと今日のご飯はあげないわよ、と妹に言っているのを聞いた。
- 彼は会社のお金を横領したが、改悛の情を見せたので解雇ではなく、海外の別の部署に飛ばされた。