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「仰ぎ見る」の意味とは?「見上げる」「仰ぐ」との違い・例文

更新 2026.10.22 「あ」で始まる言葉
「仰ぎ見る」の要点
読み方
あおぎみる
意味①
上の方に顔や目を向けて、見上げること。
意味②
相手を高く評価し、尊敬すること。
よく使う形
空を仰ぎ見る/恩師を仰ぎ見る/師と仰ぎ見る。

「仰ぎ見る(あおぎみる)」には、上の方を見上げる意味と、相手を尊敬し、敬う意味があります。「高い塔を仰ぎ見る」と「恩師を仰ぎ見る」では、同じ語でも表していることが異なります。

「仰ぎ見る」の意味と読み方

読み方は「あおぎみる」です。物理的に高い位置にあるものを見る意味と、心理的に高く評価する人を敬う意味があります。

「仰ぎ見る」の「仰ぐ」には、上を向いて見る・尊敬する・助力や指示を求めるなどの意味がありますが、「仰ぎ見る」では主に「見上げる」「尊敬する」という意味で使います。

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「仰ぎ見る」の使い方・例文

  1. 展望台の真下に立ち、高くそびえる塔を仰ぎ見た。
  2. 夜の公園で、雲の切れ間から見える星空を仰ぎ見た。
  3. その研究者は、今でも多くの後輩から師と仰ぎ見られている。
  4. 彼女は長年指導を受けた先生を、人生の恩師として仰ぎ見ている。
  5. 記念碑を仰ぎ見ながら、そこに刻まれた歴史に思いをはせた。

「仰ぎ見る」の2つの意味を比較

用法 意味 例文
実際に上を見る 頭を上げ、高いところに視線を向ける。 ビルを仰ぎ見る。
尊敬する 人物を敬い、優れた存在として高く評価する。 恩師を仰ぎ見る。

どちらの場合も、自分より高い位置にあるものを見るというイメージが土台になります。尊敬の場合は、実際に顔を上に向けている必要はありません。

「仰ぎ見る」と「見上げる」「仰ぐ」の違い

言葉 意味の中心 使い分け
仰ぎ見る 上方を見る。人を尊敬する。 やや改まった文体にも合う。
見上げる 下から上に目を向ける。人を立派だと評価する意味もある。 日常会話でも使いやすい。
仰ぐ 上を見る、尊敬するほか、指示・援助などを求める。 「指示を仰ぐ」「助力を仰ぐ」など。
崇める 高い存在として敬い、強く尊ぶ。 信仰や深い崇敬の場面にも用いる。

「見上げる」にも尊敬や称賛を表す使い方があります。「仰ぎ見る」との違いを、片方は物理的な意味だけ、もう片方は尊敬だけと決めつける必要はありません。

尊敬を表す言葉について詳しく知りたい場合は、「畏敬の念」の意味、「崇める」の意味と使い分けも参考になります。

使うときの注意点

「指示を仰ぎ見る」とは言わない

上司などに指示を求めるときは「指示を仰ぐ」が自然です。「仰ぎ見る」は見上げる・尊敬する意味なので、動詞「仰ぐ」のすべての用法と置き換えられるわけではありません。

また、「師と仰ぎ見る」は相手への深い尊敬を表します。単に相手の背が高いという理由で使う表現ではありません。

類義語・言い換え

  • 見上げる:上方に目を向ける。
  • 仰視する:上を向いて見る、硬い表現。
  • 敬う:相手を尊敬し、大切にする。
  • 尊敬する:相手の人柄や能力を認めて敬う。

よくある質問

「仰ぎ見る」は何と読みますか?

「あおぎみる」と読みます。

「仰ぎ見る」は尊敬という意味でも使えますか?

はい。「師と仰ぎ見る」のように、人を高く評価して敬う意味があります。

「見上げる」と同じ意味ですか?

実際に上を見る意味では近い表現です。「見上げる」にも人を立派だと評価する用法がありますが、場面や文体で自然な方を選びます。

「指示を仰ぎ見る」は正しいですか?

一般には「指示を仰ぐ」が自然です。「仰ぎ見る」の基本的な用法とは異なります。

まとめ

  • 「仰ぎ見る」は、上方を見ることと、人を尊敬すること。
  • 「仰ぐ」には指示や援助を求める意味もあるが、「仰ぎ見る」とは区別する。
  • 実際の動きなのか、尊敬の気持ちなのかを文脈で判断する。
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