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「追々考える」の意味とは?「追って」「後で」との違い・例文

更新 2026.10.12 「お」で始まる言葉
「追々考える」の要点
読み方
おいおいかんがえる
意味
今すぐ結論を出すのではなく、今後の経過に合わせて少しずつ考えていくこと。
言い換え
これから徐々に検討する/状況を見ながら考える/後で改めて考える。
注意点
具体的な検討時期や回答期限までは示さないため、仕事では曖昧に聞こえる場合がある。

「追々考える(おいおいかんがえる)」とは、すぐに結論を出すのではなく、時間の経過や状況の変化に合わせて、少しずつ考えていくことです。「今後の方針は追々考えよう」「詳細は追々考えていく」のように使います。

「追々(おいおい)」には「だんだん」「次々に」といった意味があります。そのため「追々考える」は、一度に全部決めず、これから段階的に検討するという意味になります。ただし、いつまでに決めるかを示す言葉ではありません。

「追々考える」の意味と読み方

読み方は「おいおいかんがえる」です。『精選版 日本国語大辞典』は「追追(おいおい)」について、物事が次々に行われるさまや、状態が少しずつ変わっていくさまを説明しています。

「追々考える」では、これから経過に応じて考えを進めるという意味が中心です。「今ここで決めるのは早い」「まだ判断に必要な材料がそろっていない」という事情がある場合に使われることがあります。

一文で覚える

「進学先は、学校を見学しながら追々考えていこう。」

これは、今すぐ結論を出さず、学校見学などの経験を踏まえて少しずつ検討するという意味です。

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「追々考える」の自然な例文6選

  1. 将来どの分野を専門にするかは、学びながら追々考えていきたい。
  2. 旅行の日程は決まったので、細かな観光プランは追々考えよう。
  3. 新しい活動の進め方については、参加者の意見を聞きながら追々考えることにした。
  4. 引っ越し先の候補がいくつかあるので、実際に地域を訪れながら追々考えるつもりだ。
  5. 担当者は「次の段階の計画は追々考えます」と話し、まず現在の課題を整理した。
  6. 来年度の役割分担は、事業の進み具合に合わせて追々考えていく方針だ。

「追々考えよう」「追々検討する」「追々決めていく」などの形で使えます。「何を見ながら考えるか」を示すと、漠然とした先送りではなく、段階的な検討であることが伝わります。

「追々考える」「追って考える」「後で考える」の違い

表現 意味の中心 例文
追々考える 今後、時間や状況の変化に合わせて徐々に考える。 細かな内容は追々考えよう。
追って検討する 今ではなく、後の機会に検討する。 追加の提案は追って検討します。
後で考える 今とは別の時点で考える。 夕食の献立は後で考える。
段階的に検討する 手順や段階を分けて検討する。 実施条件を段階的に検討する。
先延ばしにする 実行・決定を後へ延ばす。否定的な意味にもなる。 判断を先延ばしにする。

「追々」は少しずつ進めるという印象が出やすく、「追って」は後の時点でという意味を表しやすい言葉です。ただし、実際には近い文脈で使われる場合もあります。

「追々考える」は「考えるつもりがない」という意味?

言葉自体に「考えるつもりがない」という意味はありません。今後検討していくという言い方です。ただし、具体的な期限を決めずに繰り返していると、相手に「結論を先送りしている」と受け取られる可能性があります。

受け止め方が変わる例

  • 曖昧:「この件は追々考えます。」
  • 具体的:「まず現状を調査し、来月の会議で具体案を検討します。」

どちらが適するかは場面によりますが、回答を必要としている相手がいるときは、次に何をいつまでに行うかを示す方が親切です。

「追々」と「徐々に」「次第に」は同じ?

意味が重なる場合があります。「追々」と「徐々に」は、少しずつ進むようすを表す点で近い語です。「次第に」も変化が進むようすを示せます。ただし、「追々」には次々に・今後引き続いてという意味もあり、必ずしもすべての場面で置き換えられるわけではありません。

語 例文 自然な印象
追々 詳細は追々決めていきます。 これから少しずつ決める。
徐々に 調査の範囲を徐々に広げます。 程度を少しずつ変える。
次第に 状況が次第に明らかになりました。 時間とともに変化が進む。

ビジネスメールに「追々考えます」と書いてよい?

文法上は問題ありませんが、上司や取引先へ回答するメールでは曖昧に聞こえる場合があります。相手が具体的な方針や返答を待っているなら、検討期間・検討内容・回答日を示しましょう。

言い換え例

「次回の展開は追々考えます。」

↓

「次回の展開については、今月中に利用状況を確認し、翌月の会議で方針を検討いたします。」

「追々」は便利な言葉ですが、確定した日程や義務を示す言葉ではありません。仕事では具体的に言い換えた方が誤解を減らせます。

「追々考えます」と言われたらどう受け止める?

一般には「現時点では結論を出さず、今後検討する」という意味で受け止められます。相手がいつ答えるつもりかは、この言葉だけでは分かりません。

返答が必要な場合は、「いつごろまでにご検討いただけそうでしょうか」「どの段階で改めて相談できますか」と具体的な時期を確認するとよいでしょう。

使うときの注意点

期限を約束したことにはならない

「追々考える」だけでは、具体的な開始日・回答日・完了日を示せません。締切のある案件で使う場合は、「今週中に整理を始め、来週回答する」などの時期を添えましょう。また、重要な判断が必要な場面では、決定を先延ばしにする理由を説明することも大切です。

よくある質問

「追々考える」は何と読みますか?

「おいおいかんがえる」と読みます。

「追々考える」とは簡単に言うと?

今すぐ決めず、時間の経過や状況に合わせて少しずつ考えることです。

「追々考えます」は断り文句ですか?

必ずしも断りではありません。ただし具体的な期限を示さないため、結論の先送りと受け取られる場合もあります。

「追々」と「追って」は同じですか?

近い場面で使われますが、「追々」は少しずつ・次々に、「追って」は後ほど・別の機会に、という意味合いが出やすい語です。

「追々考える」はビジネスメールでも使えますか?

使えますが、相手が返答を待っている場合は、検討の手順や期限を具体的に伝える方が分かりやすくなります。

まとめ

  • 「追々考える」は、今後の経過に合わせて徐々に考えていくこと。
  • 「考えない」という意味ではないが、具体的な期限は示さない。
  • ビジネスでは、検討する時期や次の行動を明確にすると伝わりやすい。

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