「拝聴しました」の要点
- 意味
- 謹んで聞きました。
- 使う場面
- 講演・話・説明・音楽などを聞いたことを丁重に伝えるとき。
- 伺うとの違い
- 「伺う」は尋ねる・聞くにも使えるが、「拝聴」は相手の話などを謹んで聞くことに重点がある。
- 注意
- 自分の話を相手に聞いてもらう意味では使わない。
「拝聴しました」は、聞くことをへりくだって相手に伝える表現です。
「拝聴」の意味
『デジタル大辞泉』では「拝聴」を、聞くことをへりくだっていう語と説明しています。
例文
- 先日のご講演を拝聴しました。
- 先生のお話を拝聴し、大変勉強になりました。
- 新しい楽曲を拝聴しました。
「拝聴しました」と「伺いました」の違い
| 表現 | 意味の中心 |
|---|---|
| 拝聴しました | 話・講演・音楽などを謹んで聞いた |
| 伺いました | 聞いた・尋ねた、または訪問した |
「伺う」は意味が広く、文脈によって「聞く」「尋ねる」「訪問する」を表します。詳しくは「伺いたく存じます」の意味と使い方もご覧ください。文章を読む場面では「拝読しました」、資料などを見る場面では「拝見しました」と使い分けられます。
「拝聴」と「拝聞」の違い
どちらも「聞く」ことをへりくだって表す語として使われますが、現代の一般的なビジネスでは「拝聴」のほうが目にする機会が多い表現です。
「ご拝聴ください」は使える?
「拝聴」は自分側の行為をへりくだる語なので、相手に聞いてもらう意味で「ご拝聴ください」とするのは通常避けます。「お聞きください」「ご清聴ください」など、場面に合う表現を選びます。
よくある質問
講演を聞いた後に「拝聴しました」と言えますか?
言えます。講演者を立て、謹んで聞いたことを伝える表現です。
音楽にも「拝聴」を使えますか?
使えます。相手の作品などを敬意をもって聞いたことを伝える場面で使われます。
まとめ
- 「拝聴しました」は「謹んで聞きました」。
- 講演・話・説明・音楽などに使える。
- 「伺う」は聞く以外に尋ねる・訪問する意味もある。
主な参考辞書・資料
- 『デジタル大辞泉』「拝聴」
- 『精選版 日本国語大辞典』「拝聴」