「ご一読ください」の要点
- 意味
- ひととおり読んでください。
- 一読
- 一度読むこと・ひととおり読むこと。
- 目上に使える?
- 使えます。柔らかくするなら「ご一読いただけますと幸いです」。
- 確認との違い
- 「一読」は読むこと、「確認」は内容や状態を確かめること。
「ご一読ください」は、相手にひととおり読んでほしいとお願いする表現です。
「一読」の意味
デジタル大辞泉では「一読」を、一度読むこと・ひととおり読むことと説明しています。
資料や案内文などに目を通してほしいときに使えます。
目上に使える?
使えます。ただし、より柔らかく依頼するなら次のようにできます。
- ご一読いただけますでしょうか。
- ご一読いただけますと幸いです。
- お時間のある際にご一読ください。
「ご一読ください」と「ご確認ください」の違い
| 表現 | 中心となる意味 | 向いている対象 |
|---|---|---|
| ご一読ください | ひととおり読む | 文章・資料・案内文 |
| ご確認ください | 内容・状態を確かめる | 文章・数字・日時・画面など幅広い |
「お目通しください」との違い
「目を通す」は、全体をざっと見る・読む意味で使われます。「ご一読ください」と近い場面で使えますが、「一読」は一通り読むことを明確に表します。
精密なチェックが必要なら「ご確認ください」
契約条件・金額・日付などを正確に確かめてほしい場合は、「ご一読ください」だけでなく「内容をご確認ください」とするほうが目的が明確です。
例文
- 詳細を資料にまとめましたので、ご一読ください。
- お手すきの際にご一読いただけますと幸いです。
- 注意事項を記載しておりますので、事前にご一読ください。
よくある質問
「ご一読ください」は失礼ですか?
一般に失礼ではありません。相手や依頼の重さに応じて「ご一読いただけますと幸いです」と柔らかくできます。
「ご一読のほどよろしくお願いいたします」は使えますか?
使われる表現です。より直接的に「ご一読くださいますようお願いいたします」と書く方法もあります。
まとめ
- 「ご一読ください」は「ひととおり読んでください」。
- 目上にも使える。
- 精密なチェックが必要なら「ご確認ください」のほうが目的が明確。
- 資料・案内文・注意事項などに使いやすい。
主な参考辞書・資料
- 『デジタル大辞泉』「一読」
- 『精選版 日本国語大辞典』「一読」