「然るべき」の要点
- 読み方
- しかるべき
- 意味①
- その場・立場にふさわしい。適切な。
- 意味②
- 「〜て然るべき」の形で、当然である・そうなるのがもっともである。
- よく使う形
- 然るべき対応/然るべき措置/評価されて然るべき。
「然るべき(しかるべき)」とは、その場や状況にふさわしい・適切であるという意味です。
また、「評価されて然るべきだ」のように、「そうなるのが当然だ」という意味でも使われます。
「然るべき」の意味
現代語では、主に二つの使い方があります。
| 使い方 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| 然るべき+名詞 | 適切な・ふさわしい | 然るべき手続きを取る |
| 〜て然るべき | 当然だ・もっともだ | 評価されて然るべきだ |
「然るべき」の使い方・例文
- 問題が確認された場合は、然るべき手続きを取ります。
- 専門家など然るべき人物に相談したほうがよい。
- 長年の功績は、もっと高く評価されて然るべきだ。
- 申請には然るべき理由と資料が必要です。
- 事実関係を確認したうえで、然るべき対応を行います。
「然るべき対応」とは?
「然るべき対応」とは、その状況に応じた適切・妥当な対応という意味です。
警告文や企業声明で使われる場合には、
- 注意・警告
- 利用停止
- 関係機関への相談
- 契約上の措置
- 法的措置
などを含む可能性があります。
「然るべき対応=必ず法的措置」ではない
具体的な内容は文脈によって異なります。「然るべき対応を取る」とだけ書かれている場合、必ず裁判・警察対応を意味するわけではありません。
「然るべき措置」と「然るべき対応」の違い
意味は近いですが、「措置」のほうが具体的な処置・手段を講じる響きが強く、「対応」は相手・状況への対処全般を広く表します。
- 然るべき対応を行う=状況に応じて適切に対処する
- 然るべき措置を講じる=必要な具体的処置を取る
「〜て然るべき」の意味
「〜て然るべき」は、そうなるのが当然だ・もっともだという意味です。
- 努力した人が評価されて然るべきだ。
- 重大なミスなら、十分な説明があって然るべきだ。
- この成果はもっと注目されて然るべきだ。
「当然だ」と強く評価する表現なので、相手に向ける場合は語調に注意が必要です。
「然るべき」の類義語・言い換え
- 適切な
- 適当な
- ふさわしい
- 妥当な
- 相応の
- 当然の
よくある質問
「然るべき」とは簡単に言うと?
「その場にふさわしい・適切な」という意味です。「〜て然るべき」では「当然だ」という意味になります。
「然るべき対応」とは法的措置のことですか?
必ずしもそうではありません。警告・契約上の措置・関係機関への相談など、状況に応じた適切な対応全般を含み得ます。
ビジネスで使えますか?
使えます。「然るべき手続き」「然るべき対応」など、やや改まった表現としてよく使われます。
「しかるべき」は漢字で書いたほうがいいですか?
「然るべき」と書けます。文章の読みやすさを重視して平仮名を交える場合もあります。
まとめ
- 「然るべき」は、適切・ふさわしいという意味。
- 「〜て然るべき」では、当然であるという意味。
- 「然るべき対応」は、状況に応じた適切な対応で、必ず法的措置を意味するわけではない。