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「恐れ入りますが」の意味と使い方|目上への依頼・お礼・「恐縮ですが」との違い

更新 2026.10.08 「お」で始まる言葉
「恐れ入りますが」の要点
意味
相手に手間・迷惑をかけることを申し訳なく思いながら、依頼や質問をする前置き。
目上に使える?
使えます。ビジネスメールや接客でもよく使われます。
役割
依頼を柔らかくするクッション言葉。
注意
重大な謝罪を「恐れ入ります」だけで済ませるのは不十分なことがあります。

「恐れ入りますが」は、相手に手間をかけることを申し訳なく思いながら、依頼・質問・お願いを切り出すときに使う表現です。

「恐れ入る」の意味

デジタル大辞泉では「恐れ入る」に、次のような意味が示されています。

  • 相手の好意などに対して、ありがたいと思う・恐縮する。
  • 相手に失礼したり迷惑をかけたりしたことを申し訳なく思う。
  • 「恐れ入りますが」の形で、ものを頼んだり尋ねたりするときの挨拶として使う。
依頼の前に置くクッション言葉

「確認してください」より「恐れ入りますが、ご確認ください」とすることで、相手へ手間をかけることへの配慮が加わります。

「恐れ入りますが」の使い方

  • 恐れ入りますが、こちらへご記入ください。
  • 恐れ入りますが、もう一度ご説明いただけますでしょうか。
  • 恐れ入りますが、〇日までにご返信をお願いいたします。
  • 恐れ入りますが、お名前をお伺いしてもよろしいでしょうか。

お礼にも使える?

使えます。「わざわざお越しいただき恐れ入ります」のように、相手の好意へ感謝・恐縮する気持ちを表せます。

謝罪との違い

「恐れ入ります」は申し訳ない気持ちを含みますが、重大なミスに対する明確な謝罪と同じではありません。

責任がある場面では、まず謝罪を明確に

こちらの不手際で相手に損害や大きな迷惑をかけた場合は、「誠に申し訳ございません」などで謝罪し、その後に必要な依頼を続けます。

「恐れ入りますが」と「恐縮ですが」の違い

表現 ニュアンス 特徴
恐れ入りますが 迷惑をかけることへの申し訳なさ・感謝 会話・接客・メールで幅広く使う
恐縮ですが 身が縮むほど申し訳ない・ありがたいという気持ち より文章語的・改まった印象

どちらも依頼前のクッション言葉として使えます。日常的なビジネス会話では「恐れ入りますが」が使いやすく、正式な文章では「恐縮ですが」も自然です。

ビジネスメールの例文

恐れ入りますが、添付資料をご確認のうえ、〇月〇日までにご返信いただけますでしょうか。

恐れ入りますが、ご不明点がございましたら担当の〇〇までお知らせください。

よくある質問

「恐れ入りますが」は目上に使えますか?

使えます。上司・取引先・顧客などへの依頼や質問で広く使われています。

「すみませんが」との違いは?

「すみませんが」より改まった印象があり、ビジネス文書・接客にも使いやすい表現です。

「恐れ入ります」と言われたら何と返せばいいですか?

依頼内容に応じて「承知しました」「かしこまりました」などと返せば自然です。感謝の意味で言われた場合は「とんでもございません」など、関係性に合う返答を選びます。

まとめ

  • 「恐れ入りますが」は、相手への配慮を示しながら依頼・質問をする前置き。
  • 目上・取引先・顧客にも使える。
  • 感謝・恐縮の意味でも使われる。
  • 重大な謝罪は「申し訳ございません」などで明確に伝える。

主な参考辞書・資料

  • 『デジタル大辞泉』「恐れ入る」

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