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「取り急ぎ」の意味と使い方|失礼になる?「取り急ぎご報告まで」のメール例文

更新 2026.10.09 「と」で始まる言葉
「取り急ぎ」の要点
意味
たいへん急いで。急ぎを強めていう表現。
よく使う場面
まず第一報だけを早く伝えたいメール・手紙。
注意
内容を省略していることを示すため、正式な報告や重要な謝罪には向きません。
丁寧にするなら
「まずはご報告申し上げます」「詳細は改めてご連絡いたします」などを添える。

「取り急ぎ」は、急いでいることを強めて表す言葉です。手紙やメールで、詳しい説明より先に要点だけを急いで知らせたいときによく使われます。

「取り急ぎ」の意味

デジタル大辞泉では「取り急ぎ」を、「取り急ぐ」の連用形を副詞的に用い、「急ぎ」を強めていう語と説明しています。「取り急ぎ一筆申し上げます」という用例も示されています。

精選版 日本国語大辞典でも、主に手紙などで使われる語とされています。

「まずは急いで第一報を」という表現

丁寧な詳細説明より、スピードを優先して連絡していることを相手に伝えます。

「取り急ぎご報告まで」は失礼?

表現そのものが失礼というわけではありません。ただし、「ご報告まで」で文を終えるため、相手や場面によっては簡潔すぎる・そっけないと感じられることがあります。

特に目上や取引先へのメールでは、必要に応じて次のように文章を補うと丁寧です。

簡潔取り急ぎ、ご報告まで。

親しい社内連絡など。

丁寧取り急ぎ、まずはご報告申し上げます。

目上・社外にも使いやすい。報告そのものの使い分けは「ご報告ください」の意味と使い方も参考になります。

詳細後送詳細は改めてご連絡いたします。

情報がまだ揃っていない時に。

感謝取り急ぎ、御礼申し上げます。

まず感謝だけを早く伝えたい時。

「取り急ぎ」を使いやすい場面

  • 受領したことをすぐ知らせる。
  • 予定の変更を第一報として伝える。
  • 結果だけを先に報告する。
  • 詳しい説明は後で行うことを前提に連絡する。

避けたほうがよい場面

重要な謝罪・正式な依頼を「取り急ぎ」だけで済ませない

重大なミスの謝罪、正式な説明、重要なお願いなどでは、急いでいることを理由に説明を省略すると誠意が伝わりにくくなります。必要な内容はきちんと書きます。

ビジネスメールの例文

報告

お世話になっております。
本日の打ち合わせが無事終了いたしました。
詳細は改めて共有いたしますが、取り急ぎ、まずはご報告申し上げます。

受領

資料を確かに受領いたしました。
内容を確認のうえ、改めてご連絡いたします。
取り急ぎ、受領のご連絡まで申し上げます。

お礼

本日はご対応いただき、誠にありがとうございました。
まずは取り急ぎ、御礼申し上げます。

「取り急ぎ」の言い換え

  • まずは
  • ひとまず
  • 早速ですが
  • まずはご報告申し上げます
  • 先にご連絡申し上げます

「至急」は相手にも急ぎを求めるニュアンスが出やすいため、「取り急ぎ」と完全な言い換えではありません。

よくある質問

「取り急ぎご報告まで」は上司に使えますか?

使われる表現ですが、より丁寧にするなら「取り急ぎ、まずはご報告申し上げます」などにすると自然です。

「取り急ぎお礼まで」は失礼ですか?

関係性によっては簡潔すぎる場合があります。「取り急ぎ、御礼申し上げます」や、後で改めて連絡する一文を添える方法があります。

「取り急ぎ」と「至急」は同じですか?

同じではありません。「取り急ぎ」は自分が急いで連絡することを表しやすく、「至急」は物事を非常に急いで行う必要があることを表します。

まとめ

  • 「取り急ぎ」は、急いでいることを強めて表す手紙・メールの表現。
  • まず第一報を早く伝える場面に向く。
  • 「ご報告まで」で終えると簡潔すぎる場合がある。
  • 目上・社外には「まずはご報告申し上げます」などにすると丁寧。
  • 重大な謝罪や正式な説明を省略するためには使わない。

主な参考辞書・資料

  • 『デジタル大辞泉』「取り急ぎ」
  • 『精選版 日本国語大辞典』「取急」

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